みんな自分勝手

2006年6月28日 患者
 「どうしてみんな、こんなに自分勝手なの」

知らんがな。


 今日は、午前中しかリハビリができない曜日。
だから、朝一番で受け付けするからーと、
開始時間よりも少し早めに行く、と前日から話していた。

 あたしは、午前6時半ころ寝た。
8時には電話がきた(笑

 眠いなぁと思いつつ、今行くよーとお返事。
着替えをして実家に行くと、とーちゃんはすでにいなかった。

 「今日は早かったの。7時くらいには出かけていった」

 ふーん。朝ごはん食べたー?

 「ううん。ご飯何にもないの」

 …は? とーちゃんとかーちゃんが食べる分は確実にあったはず
 (昨日の夜)なんだけど…?

妹が朝、バイトから帰ってきて食事をしたとしても、
ご飯がなければ炊いてくれるので、その辺は心配してなかった。
炊飯器を開けてみたけど、本当にからっぽ。

 …弟だな…
大きな鍋に作ってあったカレー、半分以上残ってたのに、
どう考えても、一皿分くらいしか残ってない…
台所には、汚れたお皿とスプーンが放置。

 深夜、起きてる間中、何度も食事をする。
食事だけではなく、お菓子だろうとなんだろうと(笑

 かーちゃんは薬を飲まなければならないので、
軽くでも食事をしなければならない。
食パンがあったので、焼いてあげた。

 弟のせいで、朝からご飯炊かなきゃいけない。

 とーちゃんは、飼い犬の散歩にも行かなかったらしい。
その上、かーちゃんの朝ごはんのお世話すらしなかった。
(コンビニは近くにある。なんか買ってきたっていいだろう)

 毎日リハビリに通え。
と、自分は送迎する気なんてないくせに命令した妹は、
かーちゃん車の真後ろに自分の車を止めていた。
…駐車場から出られないんだけど。
寝ているところをたたき起こして、車のキーをよこせと言ったところ
「今すぐ使うの?」と逆ギレされてしまいました。
その後、足元にキーを投げてよこした。

 自分も睡眠不足でイライラ(自業自得だな(笑)
なのに、なんだって言うんだ。
かーちゃんのお世話要員は、あたしだけなのか?

 これ、専門職の人に頼んだら、時給1000円以上もらえる仕事だよなー。
あたしはすでに「家族」ではない@戸籍上

 しっかり徴収してやるべきかしら(笑 
 

通院初日

2006年6月27日 患者
 リハビリ通院です。

お昼休みはあるものの、午前中・午後、どちらもやっている曜日。
(水・土は午前中だけ)
かーちゃんがリハビリの先生と相談してきた結果、
午後3時以降であれば空いてるとのことで、その時間帯にぶつけて
通うことにしました。

 今日はちょっと出遅れて、3時半頃。
雨降りな天気なので、「患者さん、少ないと思うー」とは言っていた。

 病院到着。
受付を済ませ、リハビリカード(ただの紙)を受け取り、リハビリ室へ。
リハビリ室入口でカードを提出。
室内を見渡したところ、かーちゃん以外の患者がいませんでした(笑
 5時には迎えに来るけど、それよりも早く終わったら、電話ちょーだい。
と伝えて、自宅に戻りました。夕飯の支度くらいは終わるかなーと。


 5時少し前に病院に入ったところ、まだリハビリ中でした。
いつも仕上げに済ませてる、電気治療ですね。
まだ右肩に力が入らないので(当初よりは良くなってきてますが)
凝りや痛みの軽減のために行なっているようです。
これが、10分程度。 それだけ残ってるーと。

 かーちゃんが座ってるところの隣に腰かけて待つ。
準備をしてくれているリハビリの先生♂は、
 「○○大先生(笑 が強烈だったからなー(笑
  "遠慮なんてしなくていいんだ、どんどん言いつけろ。
   早くもってこい!!(大声" だものー(笑
  遠慮なんてしなくていいんですけど、そんなに怒らなくても
  今持っていきますよー ですよね(笑」
とか笑いながらかーちゃんと話していた。
○○大先生とは、パキパキばあちゃんのことです(笑
 ん? かーちゃんとパキパキばあちゃんが退院して、
 やっと静かになりましたーって話かい?
と聞いたら、二人に笑われた。

 電気治療開始。 終わるとタイマーが鳴るので、
治療中はほったらかし。かーちゃんと二人で話してた。

 そーいや、パキパキばあちゃんは、リハビリ来ないの?

 「うん。ここには来ない。
  膝に水溜まるんだってさ、昔から。
  それを注射で抜いてもらう処置をしてるんだって。
  元々、整形外科にかかってて、そこのリハビリ室利用してたから、
  退院後は、そっちでリハビリするって話してたよ」

 そかそか。ここ、整形外科ないしね。
 (注射で水抜き処置ができない)

 「あのね、姉その1がリハビリ室に来たの。さっき。
  すぐ帰っちゃったけど」

 ほー。もうリハビリ開始したんだ? って、もう1週間かぁ。
 点滴とか、全部外れてたの?

 「うん。なんにもつけてなかったよ。
  少しだけ歩行訓練して、帰りは自分で車椅子押して帰った(笑」

 へー。じゃあ、障害はそんなに残らなかったのかな?

 「ちょっと歩き方が不自然だけど、困りそうな感じではないかな」

 そかそか。

 「まさか知らないフリもできないし、声かけたんだけどね。
   その後、私は腕のリハビリで室内の端の方にいたの。
  で、姉その1がリハビリ室から病室に帰った後、
  リハビリの先生にね、"お姉さんなんですってね。話してましたよ"
  って言われたの。
  "あの子(かーちゃん)、私のこと、何か言ってたでしょ?って
   聞かれましたよー"」

 ナニソレ。オマエのことなんかかまってられるかって話よね?(笑

 「"仲のいいお姉さんなんですか?"って言われたから、
  ここだけの話ね、姉その1に言わないでね。
  私は好きじゃないの。って言ったの(笑@リハビリの先生に
  "あ、あー…そうなんだー(笑"って(笑」

リハビリの先生は、"私のこと何か言ってたでしょ?"の言い方が
気になったらしく、かーちゃんに聞いてきたみたい。
だから、仲悪しってことは、ある程度予測したのかもしれないね(笑

 でも、なんだろうね。
"何か言ってたでしょ"って。
「お知り合いですか」と聞かれたら、「姉です」くらいは答えるだろうけど。
こちらからイチイチ、気づかれてもいないのに、「姉です」「仲悪いです」
とか、話すとでも思ったんだろうか(笑

 かーちゃんの今現在のリハビリ内容は、腕・手が中心。
歩行の方は簡単にだったり、"歩く"と言うよりも、脚力強化中心に
なってきてるみたいなので(歩行にはほぼ問題なし。ゆっくり歩行だけど)
リハビリを始めたばかりの姉その1の歩行訓練と同じ場所でって
ことはありえないだろうから、まあ、顔を見たら挨拶しとけば
それでいいんじゃない? くらいに言っておきました。
(リハビリ室内は見通しはいいけど、広いので、その場その場での
会話は、ほとんど聞き取れないです)

 リハビリ終了。受付に戻ってお会計。
想像よりも高かった。2400円。
リハビリに通うと、毎日この金額くらいかかりますかね?と
会計で確認したところ、「そうですね」と言われた。
毎日2400円か…一ヶ月としては結構な出費。
でも、高額医療請求ができる金額には満たない(笑

 障害認定受けたら、何か多少は変わるのかなー。

退院

2006年6月26日 患者
 三ヶ月の入院生活を終えることに。

退院日には清算するだろう入院費を鞄にしまいこんで、お迎えに。
あとは、ジュースを2ケース持参@ナースステーションへのお礼


 向かい側のベッドにいた、パキパキばあちゃんは、
すでに退院済。本日の朝一番で退院したそうだ。

 昨日の外出の時に、持てる分は持ち出した私物。
今日も…結構残ってたなぁ。やっぱり3ヶ月って長かったんだな。
いろんなもの持ち込んでたのね(笑

 車まで2往復してすべて運び出す。
さあ、ご挨拶して、いよいよ退院ですよ。

 3階ナースステーションに、ジュースを渡してご挨拶。
「気を遣わないでくださいー」と言われたのですが、
"持ち帰るのが大変なので、もらってください"と言い切ってきました(爆

 もう一度病室に戻って、もう1ケースのジュースを持ち上げ、
同じ病室に残っている患者さん二人にもご挨拶。
(プリモばあちゃんと2年半入院している方)
 「リハビリには毎日来るから、また顔出すね」
 "お世話になりました" 
と、かーちゃんとあたしがそれぞれご挨拶して、病室を出る。

 次は2階ナースステーション。
本日退院であることを話し、ジュースを差し出す。
 「すみませーん」 で終わった。
しかも、受け取ったのはクラークの人間だ。
(入院病棟にて事務をこなす人)
かーちゃんが世話になったのは、看護士や介護士だったんだが…
まあいいか(笑

 かーちゃん姉その1にも声をかけていこうと思ったんだけど、
覗いたところ、睡眠中だったので、声をかけずに退散。

 午前中、弟その2が自宅に来てくれていた。
 「今日退院って聞いてたけど、俺、忙しくなっちゃって、
  入院中に全然顔出せなかったからさ。
  病院より、自宅の方が確実と思って。 賢いべ?(笑」
でもかーちゃん、お昼頃じゃないと帰ってこない(笑
@電話でも伝えてあったんだけどねー(笑

 なので、病院を出てすぐ、かーちゃんに電話をさせる@携帯
「あとから顔出すからー」とやりとり終了。

 自宅について、荷物を下ろし。
フゥと一息ついたところで、弟その2が来訪。

 いろいろお話していたんですが、かーちゃんがうっかりと
口を滑らせる@姉その1の入院
あーあ…言っちゃった…と、脱衣場で洗濯物干しを敢行しながら
気が付いていた。ので、居間に戻った。
 「え?! 俺、何も聞いてないぞ。 聞いてないよな?」
と、あたしを言及する弟その2(笑
 うんー。「絶対言わないで」って口止めされたからね。
 あたしの家庭のことじゃないし、言うなってあれだけ頑なに
 言われたら、勝手に話すのもどうかと思ったしねー。
あとは、症状などを話し、生死の境がどうのという状況ではないことは
伝えておいた。弟その2は
 「ふーん。そっか。知られたくないってことだよな。
  じゃ、俺も知らなかったってことでいいんだよな(笑
   でもさー?なんで秘密にしなきゃなんないの?
  姉さん(かーちゃん)と同じ病院に入院しててさ、バレることくらい
  簡単に想像しそうなもんじゃないか?」

 これはあたしの受け止め方かもしれないけどー…
 「障害は病気と違うから。見捨てないであげてね」って
かーちゃんが入院した時言われたんだよね。
別に、見捨てるなんて言ってないんだけど(笑
 多分、障害を、恥ずかしいと思ってるんだと思う。
自分よりは下の人間と、見下してるんじゃないかなって気がした。
だから、「どうして自分がこんなことになるの」だの、
「恥ずかしい。誰にも会いたくない」だの、言えるんだと思う。

 「あーそか…何が恥ずかしいってんだ。
  じゃあ、自分の親のことも恥ずかしかったのかよだよな?(笑」
(父親が半寝たきりだった兄弟たちなわけです)

 弟その2とその奥様は、グチであっても、話せば親身になって
聞いてくれるし、一緒に怒ってくれたりするので、とてもありがたいのですが、
それに甘えているのもどうだろうと、あまり話してなかったのですが(笑
 入院中のことなどを、少し。
かーちゃん兄弟たちの失言・暴言なども少し。
(かーちゃんが主に話した(笑)

 その後も家事をこなし、夕方になって夕飯の支度。
とーちゃんが釣った魚を友達からもらってきたとかで、
自分でお刺身と煮物を作ってくれたので、あたしはサラダと
味噌汁を作り、ご飯を炊いただけ。あとはだんなのお弁当だね。

 今日はだんながいつもより1時間ほど早く起きたし、
「お義母さんが退院してきたから」と言って、
実家で夕飯を一緒に済ませてくれた。ラクラク(笑

 雑談しつつ、そろそろお風呂に入ろうかととーちゃんが
お湯を張っていた。
 姉その2からお電話。出たのはあたし。
第一声で、"こいつ、酔っ払ってんな…"とわかった。
相手にするのもいやだし、目的の相手はかーちゃんだろうから(笑
とっとと代わって、あたしは台所を片付けていた。

 途中、とーちゃんに電話を代わる様に言われたらしい。
んで、とーちゃんも酒が入っていたので、ペロリと
姉その1が入院していることを暴露してしまう(笑
 「秘密にしとけって言われてもな、後からバレた時。
  その時に、俺らがなんて言われる? 知ってたくせにって
  言われるんだぞ。"秘密にしておいてくれ"と口止めされてたことも
  伝えた。姉その2は、兄弟の上から2番目。
  あとはあいつが、話そうと話すまいと、
  これは○○家(かーちゃん兄弟たち)の付き合いの問題。
  そっちで判断してくれりゃいいんだよ。
   あとから"知ってたくせになんで言わなかった?"と
  言われる心配は、これでなくなった」
というのが、とーちゃんの弁明。まあ、いっか。
あたしがバラしたわけじゃないし、問題になっても知らん(笑

 もう一度かーちゃんに電話を代わって、話してる最中に、
とーちゃんは宴会の呼び出しが入り、出かけてしまった。
お風呂…とーちゃん、かーちゃんのお風呂どうするの…(笑

 湯船に浸かるためには、身体を預けてしまうので、
かーちゃんは、あたしに身体を預けるのは不安だったようだ(笑
(力ないんですー。苦労してないんですねー(笑)
シャワーで済ませることにして、ゆったりのんびり。
垢すりとかしてあげたら、喜んでた(笑

 身体を洗っていたら、
 「ごめんねぇ…本当、自分で何もできない身体になっちゃったもんね…
  大変な思いするね…」
とかーちゃんにポツリと言われた。
自嘲してるわけではなく、心の底から迷惑をかけてすまないという
意味合いで言葉にしたかーちゃん。
 「介護ってね、おしめを取り替えてもらった人がするのが
  自然なんだって。だからこれ、当然なんじゃない?@娘のあたし
  嫁という立場の人には、介護の義務はないものなんだって。
  まあ、うちには嫁はいないけど?(笑」

どこかで見聞きした言葉だったんだけどね。
あたしは、「当然」と思ってやってるし(疲れることあるけどさ(笑)
「ありがとう」の言葉は嬉しいけど、申し訳ないなんて言葉は
もらう気もないし、重荷。
 ただそれだけの感情。

 シャワー・着替えを済ませ、髪の毛を乾かし終わったら
とーちゃんご帰宅。あら、今日は早いのね。

 姉その2の電話でのお話に、食い違いが生じていることが発覚。

 かーちゃんに対しては、
  「あなたは私より長生きする人なんだからね(妹だしね)
   今から自分で動くこと諦めちゃだめ。
   どんどん自分で何でもできるように、凹んでないで
   前向きにかんばるのよ」

 とーちゃんに対しては、
  「私はあの子(かーちゃん)より先に死んでられない」

と言ったそうな。

 先に聞いたのは、とーちゃんが聞いたセリフ。
咄嗟に、
 「無理。年の順に逝くのは、世の常。無理無理。とっとと逝け」
とか言ってしまいました。ヒドイ女だと自分でも思います(笑

 酔っ払いの言動を一々真に受けるなってことなんでしょうか。
でもね、意味がわかんないし。真意もわかんない。

 退院してきたその日に、10歳も年上の姉その2が、
「妹よりも先には死ねない」なんてさ。
かーちゃんが早死にするのが当然って聞こえちゃったんだよね。

 気が立ってたのかも。
今日、暑かったからなー…@暑さ苦手

最後の外出

2006年6月25日 患者
 明日退院なのに、外出してくるかーちゃん。
よっぽど同じ病室の人間がうっとうしいらしい(笑

 お迎えに行って、自宅に戻る前に、理容室に行ってきた。
かーちゃんが、顔剃りしたいって。
さすが日曜日の格安店なのか、混んでたなー。
1時間弱かかった。待ち時間も含めて。

 家に帰って、洗濯機回してー。
ああ、自宅の洗濯機も回してこよー@本日お天気
家でチマチマ動いてたら、妹から電話。
 「かーちゃんと3人で、メシ食いに行かね?」
どうやらとーちゃんはお出かけするらしく、
 「お前ら3人で、メシでも食ってきたら? 金出すよ」
と、太っ腹にも資金を出してよこしたらしい。
だんなは夜勤のため睡眠に入った頃だったので、
じゃあ、行こうかなーと。

 候補は寿司かとんかつ。
回転すしだけどね。新規オープンしたお店があるからって。
覗いてみたけど、長蛇の列。待つのもうっとうしい。
 で、とんかつ屋さんに行ってみたら、ガラガラ(笑
昼時なのに、1人しか客がいなかった。
暑くなってくると、とんかつ屋さんって客足が遠のくのかしら?

 妹オススメのこのお店、あたしは初。
でもおいしかったー、チキンカツ。(とんかつじゃないあたり)

 明日退院なので、ナースステーションにお渡しするお礼を
購入しに行った。ジュースですね。
かーちゃんは2階・3階の病棟にそれぞれお世話になり、
今現在は3階病棟ですが、2階病棟の方が長く滞在したので、
2ヶ所のナースステーションにお礼を。
 病院によっては、「一切受け取りません」のスタンスの所も
あるけど、ここは問題ないみたいなんで。
(先週退院した患者さんが何か渡してて、普通に受け取ってたから)

 そのままドライブ。
フラーっと、特に目的もないまま。湖とかに行った。
帰りにソフトクリーム食べて帰ってきた。

 自宅について、午後3時。
妹は自宅前で洗車を始めて、かーちゃんはちょっと横になった。
あたしは、夕飯の下準備を始めて。

 だんなのお弁当を作り、夕飯の支度も終わるわーって頃、
妹が「映画見てくるわー」と出かけていった。
…どうしましょ。だんな、夜勤だから食事は自宅でするんだよなー…
(出勤前なので、ボケボケしている。だから自宅で済ます食事。
 それ以外は、実家で済ませてもらってる。ラクだから)

 と思ってたら、とーちゃんが帰ってきた。よかった。

 ダラダラ話しながらご飯食べて。
そろそろだんなを起こして食事にしないと。
自宅に戻ってだんなを起こし、食事をさせて出勤させた。

 さて。今度はかーちゃんを病院へ送っていかないとー。

と思ってたんだけど、とーちゃんが送っていってくれることになった。

 いよいよ明日、退院です。
 今日は、かーちゃん用椅子の配達日でした。

普通に忘れてました。夕方気が付きました。

 「前日までに、配達の詳細時間は電話でご連絡します。
  留守でしたら、伝言を残しておきますね」

と言われていたので、油断してしまった。
連絡が入っていたのは、なんとFAX。

 とーちゃんの会社関連の連絡がFAXで入ることは日常茶飯事で、
そういや、昨日もなんだか丸まってたけど(笑
どうせとーちゃんのだろうと思って、広げても見なかった。
これが失敗だった。
とーちゃんもね、見たんだったら、一言声かけてくれよ(責任転嫁

 前日夕方、車の任意保険の更新があるので、お伺いしますって
連絡きてたの。@担当さんから
はいはい、夕方ですね、4時ですね、わかりました。
ってお約束して、それはメモして。
 そっちの予定で頭イッパイになってしまった…

 夕方、保険の担当さんとの待ち合わせ兼夕飯の支度で
実家に出向き、郵便受けを確認したところ、不在票が…
  ( Д )    ° ° 忘 れ て た っ

 速攻で電話したけど、配送センターは地元にはないとのことで、
本日の再配達は不可能。
次回ということになり、火曜日になるそうです。
まあ、火曜日なら、もうかーちゃんも退院してきてるし、
「不在」ということはありえない。と思う…

 あたしは、寝てたのよ(笑@配達時間
昨日の夜から今朝10時過ぎまで起きてた。
なんか、眠れなかっただけ。
 ウトウトし始めて、すこーし寝ようかな、と横になり。
起きたのは、15時。
…あと1時間起きてればなぁ…配達時間にぶつかったのに…


 一つやると、その前の一つを忘れてしまう。
という症状に悩むここ数日。

 健忘症かしら(笑

ご連絡

2006年6月21日 患者
 退院予定を、かーちゃん兄弟たちに連絡することにしました。
今度の日曜日に外出してくるし、「その時に電話するよ」と
本人は言ってたんですが、
「早いうちに連絡した方がいいんじゃね? うるせーの多いし」
という妹の意見を採用して(笑

 姉その1は、入院してるから、すでに退院の話は通ってる。
姉その2は、この間の外泊時に電話がきて、その時に話した。
姉その3の旦那(姉その3は逝去)家庭には、
その息子である、あたしの従兄当てにとっとと連絡してあるので、平気。
(なんだかんだとグチってる相手の従兄)

 あと、残っているのは、長男・弟その1・弟その2。
(かーちゃんは7人兄弟の5番目だ)

 うるさいあたりの長男から連絡。
当たり障りのないことを話し、「ご心配おかけしました」と終了。
 弟その1は、ICUにいる段階で顔は出してくれてたけど、
その後一切音沙汰なし。
どうやら仕事が6時半頃終わるらしく。
ICUは、5〜6時までの面会時間だったので、一般病棟もそういうものだと
思い込んでいたらしい(笑
一般病棟は午後1〜8時までOKよ。と連絡して。
「えっ?! そうなの?! じゃあ、退院までに顔出すよ」と。
こちらにも、「ご心配おかけしました」と終了。

 弟その2宅へ電話。奥様が出られた。
嫁としてはどうなんだろう? とは思う性格だが(笑
話し相手としてはおもしろい。まあ、そのくらいの気の強さはある(笑

 退院が決まったことを話し、「ご苦労様だったねぇ」と言われる。
「でも、一段落ついただけだよね…これからみいちゃんが大変なのよね…
私は、ホッとしたけど。本当、よかったなぁって。
 でもさ、これから生活していくみいちゃんのこと考えたら、
もちろん、お姉さん(かーちゃん)のことも考えたら、
大変だよねって思うと、"よかったね!!"って気安く喜んでも
いいものなのかなって思ったりして(笑」
 いえいえ。かーちゃん元気だし(笑 なんとかなるっしょ。などと
会話をして。今のかーちゃんの状態なんかも聞かれて。

 「意識のない時は(ICU時)、お見舞いに行かせてもらったけど、
  その後は、どうしたもんかなぁ…と思って、行かなかったのね。
  同じ女としてさ、自分が弱ってる姿? お姉さんなら、
  見られたくないんじゃないかなって思ったりして…
  それに、もしも自分のことを忘れられてたりしたら、
  私もショックだし(笑
   それにさぁ、○○家の兄弟姉妹って、うるっさいの多いでしょー?
  お姉さんの顔見に行ってるのに、なんであたしがオマエラの
  相手しなきゃなんねぇんだよ? って思っちゃうと思うとさー。
  (見舞いが)バッティングするのもイヤだったんだよね(笑」

 うんうん。元気だから、だいじょぶ(笑
 忙しいんだろうねぇってかーちゃんも言ってるから。
 無理して来てもらったら、逆に怒られるよ、忙しいのに!!って(笑

 「いやいや、忙しいったって、知れてるし(笑
   でも、これから、本当、大変だよ。
  姉その2なんて、乗り込んでくるよ、多分。
  "私がお世話しなきゃ"とか言ってさ。泊り込みで」

 ヾ(。`Д´。)ノ彡いやーーーーーっ やめてぇぇええっ(笑

 「いや、本当に。簡単に想像付くもの。
  だめだよ。迷惑なら迷惑ってはっきり断っちゃいなよ。
  大変なのは、みいちゃんだからね。
  お姉さんだって疲れるだろうしね」

 (`д´ )ゞ ラジャッ!! 負けませんよ(笑

 「本当、話聞いてあげるだけしかできないんだけどさ。
  "ほうほう、それで?" "おかしくねー?!"って聞いてあげるだけ
  なんだけどさ(笑
  よかったら、おいでよ。それで吐き出して少しすっきりできるなら、
  そのくらいのお手伝いしかできないけどさ」

 ありがとー。近いうちに毒吐きに行くねー(笑

 「うんっ おいでおいで。
  でも、本当、おめでとうね。よかったねー@退院」

 ありがとございますー。お兄ちゃん(弟その2)にもよろしくー。

(小さい頃の名残で、叔父なんだけど、お兄ちゃんと呼ぶあたし)


 実は、すごーく気が合うというわけでもない叔母(笑
キライじゃないんだけど、気を張る相手。
気安くのんびり話し相手なお友達って雰囲気とはちょっと違う。
でも、なんでも話してる(笑
 約束守ってくれるから。
「絶対に秘密ね」と言ったこと、例え親戚の叔母の立場としては
見過ごせないことであっても、しっかり秘密にしてくれる。
そういう意味では信用してる。

 グチでもこぼしてこようかなー(笑

やっちまった。

2006年6月21日 患者
 腰が痛い。

この3ヶ月の我慢はどうしちゃったの(笑

入院

2006年6月20日 患者 コメント (2)
 かーちゃん姉その1が、入院しました。
かーちゃんと同じ病院で、聞いた限りだと、同じ症状です。

 ただ、かーちゃんと決定的に違うのは、
倒れて運ばれたわけではないということ。
今現在も、意識ははっきりしてました。
 MRIの結果は、100円玉程度の出血が認められる程度だそうです。

 今朝から、足の運びがなんだかおかしかった。
本人は、「足がつったようだ」と言ってるが、歩きもおかしい。
頭痛ほどでもないけど、頭もなんだか変。
 じゃあ、病院に行こう。
そういう経緯だったと、姉その1の娘が話していた。

 でも、この姉その1の娘、あたしの従姉。
なんか、変なヤツー…と思って。
前々から、頭の悪いヤツだとも思ってたし、性格の悪いのも
知ってたけどー(笑

 かーちゃんは、日課なのでリハビリ室へ向かう。
そのためには診察室前の廊下を通るんですが。
そこで、鞄で顔を隠すように走っていった人がいた。
「あら? ○○?(従姉)」と速攻で気づいたらしいんですが(笑

 なんで隠れる必要あるのー?
別に、今、生死がどーのってほどの状況でもないのに。


 かーちゃんが、姉その1を見舞ったところ、

 「どうして私がこんな風にならなきゃいけないの」

とブチブチ言ってたそうです。

 ふーん。
かーちゃんが脳出血で倒れた時、この姉その1は、
 「病気だから仕方ないからね。見捨てないで面倒見てあげてね」
とかえらっそうにおっしゃったんだけどなー。
(その後も、寝たきりになるだろう発言だの、障害者発言だの)

 そっか。うちのかーちゃんがこうなっても当然だけど、
自分は、自分だけはありえないわけね。
散々バカにした、「寝たきり」や「障害者」になるかもしれないってことが、
受け入れられないんでしょう。

 ハハ。
あの娘(従姉)に、親の介護なんてできるはずがない。
祖母の介護にすら散々口を出して、いいだけぶち壊した張本人だ。

 こういう言い方は良くないとは知ってるけど、言っちゃえ。
後遺症、出ればいいのに。
そんで、苦労してみればいいのに。

 あたしは、かーちゃんの仇くらいとってやるわよ。
「二度と歩けないんだろうねー」って。

 そっくりそのまま言われたセリフを返してやる。
 アロマテラピーとかやれ。

と、だんながおっしゃった。

 あたし、アレ、好きじゃない。
昔、すこーしだけやったことあるんだよね。
…オイルが安物だからいけなかったのかな(^ ^;)

疲れてたのね。

2006年6月19日 患者
 かーちゃんのお見舞いに行かなかった。

別に忙しいとかじゃなかったんだけどなー。

外泊終了

2006年6月18日 患者
 かーちゃん用の椅子を探しに出かけた。
久々の外出・お買い物なので、ちょっと嬉しそうだったかーちゃん。

 地元は小さな町で、家具屋というのがほとんど存在しない。
あっても、個人の小さなお店って雰囲気で、品揃えがどうも…
ここ2〜3年で、大型家具屋が一店舗だけ進出してきた。
印象としては、「お高い」イメージ。
でも、単なる量販店だからねぇ。普段、自分に縁がないので、
高く感じるんでしょう(笑

 縁戚叔母が、リクライニング機能付の椅子を数ヶ月前購入した。
縁戚叔母は足が弱ってしまっていて、家の中を歩くのも一苦労。
(単に、運動不足。ご老人が動かないでいると寝たきりになってしまう
という典型的経過)
座っている姿勢から立ち上がるのも大変。
という理由から、椅子の購入。結構快適らしい。
 まずはこれを見せてもらいましょうと。電話連絡して、伺うことに。

 出かける準備をし終わって、さあ出ましょうと思ったら電話。
かーちゃん姉その2から。

 「今日、帰ってきてるんだって?」

 ああ、うん。昨日から外泊でねー。

 「今日、お見舞いに行こうと思ってたんだよ。
  だから、娘が今、こっち(姉その2自宅)に向かってるところなの。
   何時に病院に戻るの?」

 夕飯食べてからだね。夜8時頃までに戻ればいいの。

 「あらぁーっ 娘が休みだからって、乗せてってくれるように
  頼んだんだけど…せっかく来てくれるって言ってるのに…」

 ごめんなさい。あたしが常識知らないんでしょうか?
一々親戚に、「今度の週末は外泊なのー」と、連絡を入れるものですか?
入れなきゃいけないものなんですか?そして、お許しをいただけと?
 姉その2が、かーちゃんの外泊を知ったのは、姉その1が連絡したらしい。
姉その1は週の初め頃にお見舞いに来て、外泊や外出をこなしてることを
話したので、知っていたからね。

 この後、かーちゃんが電話を代わって、
退院の目処が立ったこととか、ちょこちょこ話して。
これから椅子を探しに買い物に行ってくるわというお話も。

 「地元じゃあんまりお店もないし、札幌まで出ようかねぇって、
  お姉ちゃん(あたし)と話してたところ」

 「じゃあ、札幌までおいで。こっちの方がお店あるし。
  で、出てきたら、うちに寄りなさい」

 何その命令。
カチンと来たので、"絶対に寄りません"宣言@かーちゃんに
まして、娘も一緒なんでしょ? 顔も見たくないわ。

 縁戚叔母宅到着。 さっそく椅子を見せてもらう。
ちょっと座らせてもらったりもした。
籐椅子なのかな。リクライニングも付いてるし、足元がクルクルと
回るタイプで方向転換もラク。

 縁戚叔父はアホ。
「座れないから、立ち話でごめんね」とかーちゃんが言ってるにも関わらず、
「ほら、少し高いから、これに座るといいよ」と、
座椅子に座布団3枚重ねて出してきた。
だから、座れないよ、そんな低くて安定の悪いものに…
 積もる話もあるのかと思いきや、「自分の話」をしたいだけ。
だから、長居して欲しいだけ。
かーちゃんが外出・外泊できるくらいまで回復してることを、
縁戚叔母は全面的に喜びの表現で接してくれたけど(笑
縁戚叔父からは、一言もなし。
運転免許の高齢者講習があってどうのこうのと、
誰も聞いてもいないのに、とにかく自分中心に話を持っていこうとしていた。
 "椅子見学だけじゃなくて、失礼なこと聞かせてね。
  お値段っておいくらくらい?"
と、返事もしないで縁戚叔母に話振ってやった(笑
(ちなみに値段は2万円でお釣りがくるくらいって。通販購入だって)
 縁戚叔父は、かーちゃんが帰りの車に乗り込む際に、
「まあ、元気になってよかったんでしょ」と言っていた。
"まあ"って何よ。ただ寝てて元気になったわけじゃねーぞボケ。

 この後、地元の家具屋さん。
椅子、ありました。一人掛け用の。見本がズラリと並んでて。
 「座ってみてもいいのかな?」
いいんじゃない? 別にここでくつろぐわけじゃないんだし(笑
 いくつか試してみて、お気に入りがあったみたい。
いいの? 他と比べてみなくても? と聞いたけど、
 「これでいい。っていうか、これがいい」
とアッサリ気に入ってしまったみたいなので、決定。
リクライニングも付いてるし。高さも二段階から選べる。(組立時に選択可能)
その二種類の高さ、それぞれの見本が置いてあったので、確認できたし。
 軽自動車では持ち帰りは不可能っぽい。
配達料は1050円。でも、組立もしてくれるんだって。
んー…とーちゃんが組み立てるとは思うんだけど…まあ、いいか?
きちんとやってもらえるなら、それが一番ラクだよね。

 そんなわけで配達もお願いする。
来週末までにお願いしたいと伝えると、水曜日以降なら可能とのことなので、
土曜日の午前中にお願いしました。
あまり早く到着しても、飼い犬が勝手に陣取ってるに決まってるので(笑

 目的のお買い物も終わって。
この後、介護用品コーナーを持つお店(リハビリ用の靴を購入した場所)に。
杖の見本とか置いてあったので、ちょっといじってみる。

 「毎日、もっと長時間歩いたりしてるのに、
  なんでこんなに疲れるんだろう…?」

かーちゃんは度々、座って休んでいた。
んー…やっぱりねぇ…平坦な見通しのいいリハビリ室と、
往来も激しい休日のお店じゃあ(笑
周りにも気を遣うし、歩きやすい場所ばかりじゃないし。
疲れて当然だと思うけどね。

 して、服を見に行って。(しま○ら)肌着が欲しいーとのことで。
でも、甚平とか買ってた。半額くらいになってた。
あたしも、洋服買っちゃった〜♪
春からずーっと狙ってたんだけど、1500円か…うむ…と手が出ずにいた。
貧乏が染み付いちゃってて(ノДT)
1000円まで下がってたYシャツ。妥協するか…
これ以上放っておくと、売切れてしまうのではないかという不安も(笑
 だんなには夏用の長袖を一枚購入してあった今年。
今日気に入ったのは、半袖。
長袖1枚・半袖1枚も新調すれば、今年は着まわせるかな?
というか、この柄がカワイイ…
だんなが着ないなら、あたしが着よう(`∇´ )
と思って購入してしまう。(衝動買い?)

 これだけ一度に動くと、かーちゃんは疲れてしまったらしい。
しかも、雨を持った天気で、気温も高めでジメジメ。

 家に帰ってお昼ご飯食べてお薬飲んで。
妹が起き出してきたし、あたしも休憩だ。と、自宅に戻る。

 どうやらあたしも疲れたらしい(笑

ウトウトと、横になる。身体が動かない。

 (ノДT) のんびりしすぎた…夕飯の支度!!

今日はカレーにする。
とーちゃんは、昨日・本日の夜とも、出かけてしまっていない。

 「みんな、心配してくれてたからさ」

 ふーん。心配してくれてるのに、こうやって外泊や外出してる
 かーちゃんほったらかして遊びに行くんだ。

 「"嫁さんが帰ってきてるから、出かけられないわ"なんて、
  言えるわけないだろう?
  そんなこと言ってたら、人付き合いができない」

 …(-?- ) なんか違うと思うんだけど。@言い分
老い先短い年寄りの人付き合いなんて知ったことか。
あたしはー? あたしの人付き合いはー?とか、普通に素で思うよ。
とーちゃんは、「娘がいるから平気」と出かけて歩くんだからね。

 カレーの用意が出来て。
妹が「肉食べたいなぁ…」と言うので、からあげもすこーし作る。
今朝、寝坊しちゃってさ(笑@あたし
だんなにお弁当持たせなかったのね。だからまあ、ご機嫌取りに。
(だんなも肉好き)

 ちなみに、妹がいたところで、夕食の支度は一切手伝ってもらえない。
「肉が食べたい」彼女は、肉の解凍すらしてくれない。
ただどっかり座ってるだけ。
 して、かーちゃんも何のつもりなのか知らんが、
台所で2〜3つのことを平行して動いてるあたしに向かって、
用事を頼む。(洗濯物を片付けてだのなんだの)
最初こそ、"一度に言われてもすぐに動けないわ(笑"と軽く返して
いたものの、あまりにもしつこいので、
 "そんなに急いで欲しかったら、目の前でタバコ吸ってるだけの
  ヤツに頼めばいいでしょ?!"
と怒鳴ってやった。
あたしは、母親だから協力もするし、面倒も見ようと思っただけで、
"母親の代わり"になる気はない。
20歳もとっくに過ぎてしまった弟や妹の母親に、
なんであたしがならなきゃならんのか。
 あたしが協力する分、弟妹も協力すりゃいいわけだ。

 夕方からずーっと立って動きっぱなしで(手際が悪い)
夕食も、作った本人はまだおあずけ状態で(笑(だんなの帰宅待ち)
疲れて身動きできなくなってしまい。
でも、かーちゃん送って行かなきゃ…
妹? 当然、行きませんよ。「気をつけてねー」って見送ってくれただけ。

 病院に到着。
着替えを済ませて、お茶とか補充して@冷蔵庫
おやすみなさいと挨拶して帰宅。

 出かけたせいもあったんだろうけど、すごーく疲れた。
あたし、こんな状態で、この先どのくらい続くんだろう?@体力

ケアマネ訪問

2006年6月17日 患者
 ケアマネさんが自宅訪問してきた。
かーちゃんが外泊で自宅にいるので、
ついでに自宅改修のことを見てもらうことにした。
自宅内で実際に本人が動いてみて、どの程度の物が必要になるのかを
確認してもらった方が確実かなーと思って。

 電話であまりいい印象ではなかった担当ケアマネさんは、
なんていうのかなー…「親身」と言うよりは「お仕事」でしたね。
まあ、当然なんでしょうけど。
まだ何にもわからない時点で、包括センターに説明を受けに行ったんですが、
その時のケアマネさんの方が…ってのは、贅沢ですね(笑

 ベテランのケアマネさんは、その経験から、
ある程度の認定度を予測できるそうです。(認定前)
今回のケアマネさんは、かーちゃんに会った所、
 「支援でしょうね。介護がつくとは考えづらいなー」
という予測を立ててくれました。

 まあ、ベッドは買ったし。(電動リクライニング付)
介護であっても支援であっても、住宅改修は可能なので、
今現在は特にどちらであっても問題ないんですけどね。
 あたしとしては、支援でありがたいとも思う。
包括センターの管轄になるので、そちらのケアマネさんが
担当していただけるならー…と、そんな理由ですがね(笑

 住宅改修の手続きの流れを説明していただいて。
後は、実際にどの程度の物が必要になるのか予測していただいて。
工事は、法人会社経営のとーちゃんがやることになりますが、
その見積書だの平面図だのが必要になるので、
必要書類の確認とか。その程度。

 それでも、1時間程度いましたかね。
夕方4時に来て、5時頃まで。

 とーちゃんは夜、出かける用事が入ったとかで、
慌ててかーちゃんをお風呂に入れ、夕飯の準備をし。
って、半分はあたしの仕事だヽ(`Д´)ノ
 夕方4時から、ぜんっぜん座れなかったよ…
だんなが帰ってきて、一緒にご飯食べるまで…@午後9時


 たった半日一緒にいるだけだけど、つくづく思う。
介護は、お仕事として扱ってる方か、
血のつながった人間じゃないと無理。
 家族であっても、お嫁さんとかには無理だ。
あたしは嫁の立場で、だんなの母親がどーのと言っても、
力いっぱい拒絶します。

 血のつながった母親であっても、頭に来ることもある(笑
反対に、血のつながった娘に対しても、遠慮はしているはず。

 正直不安です。
こうやって、これから生きていけるのか。



 明日は、かーちゃん専用の椅子を探しに行ってきます。
とーちゃん、仕事なんだってさー。
(週末が雨降りだったので、仕事がズレ込んだらしい)

 まあ、プラプラと出かけてきますわ。

遊びたい

2006年6月17日 患者
 ちょこっとでいいから、遊びたいなー。

夕方になると時間を拘束されてるので
(夕食の支度とか、お見舞いとか)
時間を気にせずに出かけるとなると、夜しかない。
でも、夜出かけると次の日疲れてるから、出かけない。
(年寄りとか言うな)

 今日は午後からかーちゃんが帰ってくる@外泊
問題さえなければ放っておいてもいいんだけどー(笑
まあ、そうもいかないんだよね…ε-(´・`)
 今日はだんなが休みなので、お見舞いについてきて。
まあ、ついてきたって、別に何もすることはない。
細々と、あたしに言いつけられたことをやっていただけ(笑
(コップ洗ってきてー・アレ買ってきてー・コレ捨ててきてーとか)

 看護婦さんを探して、外出・外泊届を頂く。
今週末は外泊だからねー。
記入して、提出しておいた。よし、完璧。

 「先生が、退院してもいいよって」

 明日? 

 「いや、違う違う(笑 月末」

まあ、そうよね。今日の明日で「してもいいよー」なんて話には
ならんわな(笑

 月末最終週に入れば、いつ退院してもいいよってな話。
今のところ、26日に退院しようかな、とかーちゃんは考えてるみたい。
まあ、その辺はとーちゃんと相談して決めるといいよ。
あたしは言われた日に迎えに来るだけだしー。

 プリモばあちゃんのところに、娘さんが来ていた。
今日、まともに顔を見たんだけど、
どう考えても、あたしよりは年上でした。(だんな鑑定済(笑)

 どうやら市外に住んでらっしゃる娘さんらしく、
「遠いのに、仕事もしてるのに、わざわざ来るなんて大変で…」
どうたらこうたらと。 プリモばあちゃんが一生懸命話してました。

 娘さん本人は、病室の方とお話したりしません。
挨拶もまともにしませんね。
パキパキばあちゃんから注意されていることを、
「みんなでうちのお母さんをいじめてる」と判断しているので、
そりゃあ、挨拶もしたくないんでしょう(笑

 入口付近で頭を軽く下げ(視線は合わせない)
帰ろうとしていたところ、パキパキばあちゃんが呼び止める。
無視。 そのまま歩いていってしまった。

 パキパキばあちゃんが用事があるわけではなく、
看護婦さんが娘さんにお話があるそうだ。
「娘さんがいらしたら、ナースステーションに寄るように伝えてくださいね」
と、常日頃言われているのにも関わらず、プリモばあちゃんは
忘れてしまっているのか、いつも伝えない。
パキパキばあちゃんが気づいて呼び止めても、無視。
(声は大きい。間違いなく聞こえてるはず。だから、無視してるんでしょう)
 今日はあたしがいたので、廊下まで歩いていって、

 娘さーん、看護婦さんがナースステーションに寄って欲しいって
 言ってるんですってー。だから、寄ってくださいー

と伝えました。

 「あ、そうですか」

"すみません"とかなんとか、一言ないもんだろうか…とは思ったが。
まあ、大したことはしてないしな(笑

 その後20分くらいしてから、あたしはだんなと帰ることにして。
ナースステーション前を通りかかったら、
まだ娘さんがいらっしゃいました。看護婦さんからいろいろと
説明を受けている様子でした。

 内容は、プリモばあちゃんの素行の悪さみたいですね。
「これ以上、指示に従っていただけないなら、手足を縛るしかないですよ」
と言われるまでの行動に出ているらしいプリモばあちゃん。

 娘さんに言ったところで、母親の素行の悪さが治るわけでは
ないんだろうけど(笑
多分、"痴呆"などの可能性も視野にいれた説明とか受けてるんじゃない
ですかねぇ。と思いながら通り過ぎた。

 パキパキばあちゃんが怒って、看護婦さんに言いつけたことも
あるのかもしれない。
娘さんに、「みんなでうちのお母さんをいじめてる」と言われたことに
パキパキばあちゃんは腹を立て、看護婦さんにやいのやいのと
文句を言ったらしいから(笑

 プリモばあちゃんを除く、同じ病室の3人は、
「病室を移してくれ!!」(プリモばあちゃんの移動)を
日々訴えてるらしいです。
 あまりにもうるさくて(行動は深夜と決まってるらしい)
眠れないんだそうです。

 うむぅ…いじめとは違うけど…
痴呆だったら、まあ、本人だけのせいじゃないんだけど…
他の患者さんが不都合を強いられるのは大変ですよな。
 昨日はお見舞いに行かなかった。
前日、ムカついてたのもある(笑

 本当の所は、予定が入ったから行けなかった。
無理をすれば行けないわけではなかったんだけどねー。

 ベッドを購入したんです。
介護用のベッドではなく、普通の通販の。
電動でリクライニングが可能ってやつ。

 その到着が、夜7時前後@連絡が入った
妹が仕事休みだったので、「受け取るよ」と申し出てはくれたんだけど、
妹も夕方に用事があって、帰れる時間がギリギリ…?な雰囲気。
 妹は早い時間にお見舞いに行くって言ったから、
本日入浴日のかーちゃんの洗濯物を持ってきてもらうように頼む。

 夕方。夕食の支度などしながら、到着時間を待つ。
だんなも休みになってしまった仕事。
(部品が入らないとかで、作業が進まず、
 今日休みで、休みの予定だった土曜日に出勤するそうだ)
じゃあ、とっととご飯も食べちゃいましょうということで。

 荷物が届いたのは7時過ぎ。
妹も帰ってきていたので、ちょうどよかった。

 荷物、デカイ…@ベッドだから当たり前か(笑
半分に折りたためるタイプの物なので、身動き取れないほど
場所を取った、とかではないんですけどね(笑

 今週末はまた外泊予定。
今日は病院に行って、外泊届を出してこないとなー。

ムカッとした。

2006年6月13日 患者
 昨日、ラジカセ本体を持っていったので、
本日はCDを持ち込んだ。


 病院内では、音の出るものはイヤホン厳守。
まあ、病室ごとに患者同士のコミュニケーションさえあれば、
同じ番組を見る時とかは、1台のテレビを仲良く見てたりする。
うるさくなければ、病院側も何も言わない。
消灯時間までであれば、問題なし。


 聞きたいCDを入れておいてくれ、と言われたので、
本体にセット。操作は問題ないので、やっておいた。

 「何を入れたの?」

向かい側のパキパキばあちゃんに声をかけられる。
かーちゃんのリクエストは美空ひばりでー(笑

 「私ね、好きなの」

などとお話してたんですが。



 「ちょっと、かけなさいよ。
  イヤホンなんていらないから。
  まだ早い時間なんだし、うるさくないから、大丈夫」



 "かけなさいよ" だぁ?
誰にモノ頼んでんだ?
てめぇのために持ってきてんじゃねーよ。

 ってか、あたしはオマエの家族じゃねえんだぞ。
誰に指図してんだ?



 かーちゃんのラジカセは、本体の後ろ側にイヤホンの差込があって、
一度外してしまった後、かーちゃん自身が差し込めるかは微妙。
(ラジカセの置いてある場所の関係で)

 今、聞いている分にはいい。
消灯時間が来てしまった後に、時間つぶしに聞くことが不可能になる。
(看護士とか介護士に頼めば簡単だけど、
 かーちゃんがそこまでするかは謎)


 「いいから、かけて」
とかーちゃんには言われた。


 「だから、イヤホンいらないって。
  え? イヤホン外してあるの?
  そんな小さな音だったら、聞こえやしない」

 「もっと大きくしてあげて」



 このババアども、なんだっつーんだ?!





 本日も夜勤のだんななので、あたしはそろそろ帰ろうかと
支度をしていたところだった。
なおかつ、この言い草。
 その直前、パキパキばあちゃんの娘婿とやらが顔を出して
(日課。仕事帰りに数分だけど顔を見に来る)
その時には、

 「いやー、ご苦労様、ご苦労様。
  寄らなくてもいいから、まっすぐ帰りなさい。
  あなたも疲れてるんだから」

なーんて、"いいお義母様"な顔してたくせに。

 かーちゃんがあたしに指図するのは許そう。
あたしはオマエに指図される言われはない。

 まあ、指図ったってね、あまりにも我侭が過ぎるなら、
言うことなんて聞いてやんねぇよ。
親だからってか、親だからこそ、我侭なんてさせてたまるか。





 かまってらんない。
 あたし、帰るわ。 時間間に合わないし。






 一応、セットはしてあげたけど、これ以上の指図を受ける前に
とっとと撤退。(時間も迫ってたしね)



 今までずーっとこんな調子なのに@パキパキばあちゃん



 あたし、なんで今日に限ってこんなにムカついたんだろう。

誰?

2006年6月13日 患者
 とーちゃんから連絡が入った。

 「この見舞いの袋、誰だ?」

 は?

 「テーブルの上に上がってたんだけど、誰が持ってきた?」

 …あのー…あなた、実家の方に戻ったんですよね?@昼食のため
その時、あたし、いませんでしたよね?@自宅にいた
そんなもの知るか、と。


 本当に、知らなかったんですよ。
お見舞いの袋の存在自体。

 「サトウって書いてあるんだけど、誰だ?」

 だから、知らんって(笑



 妹も知らないと言う。
弟にしつこいほど確認したら、
「あー…玄関にあったから、俺がおいた…と思う」
と、これまた要領を得ない。

 でもとりあえず、顔を見て手渡しで受け取ったわけでは
なさげなことは判明。



 玄関の鍵は閉めておけ と言ってあるんだが…
部屋にいてドアを閉め、テレビを見てたり音楽かけてたりすると、
玄関チャイムの音が聞こえないこともある。
鍵が開いていれば、玄関を開けてみる人もいる。
 ↑
これって、なんだか気持ち悪いじゃないですか。

 実家で生活する人間は、その辺に無頓着。
今までかーちゃんが家にいて、その生活をほとんど居間で過ごしている
人だったから、なおさらに。
(かーちゃんは、風呂場のお掃除とか、玄関の様子がわからない状態に
なる時は、しっかり鍵を閉めていたんだけどね)


 話を戻して。

 このお見舞いは誰からなんだろう?
「サトウ」なんて知り合い、たくさんいるぞ…

 フルネームで記載してくれよ。
よくある名前なんだしさぁ…
それより何より、チャイムを鳴らしても誰も出てこない。
でも玄関開いてるから、ここに置いとけー なんて判断を
しないで欲しいんだが…

 特徴のある字だったけど(崩した感じの)
とーちゃんは覚えがなさげだし…


 どうするんだろう、アレ。

ラジカセ〜

2006年6月12日 患者
 昨日、かーちゃんに頼まれていたラジカセを持参。
あと、携帯電話も持参。

 携帯電話は、かーちゃん個人のもの。
滅多にないんだけどー。
昨日みたいに「待ち合わせの時間なのに、来ないわ…」と
不安になった時(笑
公衆電話から自宅にかけたみたいなのよね。
 せっかく携帯あるんだから、使えばいいじゃん。
こちらからかけることはないから、発信専門でいいじゃん。
というわけで、普段は電源を切っておけばいいじゃないかと。
(病院内でも、携帯を使えるところはあるしね)
 週に1度は外出・外泊のどちらかをしてくるんだから、
その時に充電すれば十分事足りる。 平気。

 ラジカセは、とりあえず本体だけ持ってった。
イヤホンは病室に持っていってあるし。(TV用に用意したから)
テープは多分、存在しない。(あったとしてもかなり古いだろう)
CDは、どこにあるのか知らない(笑
ラジオだけでも聞ければいいだろ、と思って。

 CDは、坂本九のCDが一枚入ってた。
ので、操作方法の確認。
安物ですからね。そんなにすばらしい機能もついてないし。
操作もその分簡単です(笑

 CDの収納場所を確認したので、明日は持っていってあげないとね。

外出

2006年6月11日 患者
 本日は、外出のかーちゃん。
毎週末に連続で外泊は許可されないらしい。
先週外泊だったので、今週は外出で。
来週はまた外泊だって。
 そんなこんなで、多分、こんなサイクルをあと1〜2回繰り返したら、
退院になるんじゃなかろうか。

 午前9時〜午後8時までの外出届。
ええ。しっかり寝坊したもんでね(^ ^;)ゞ
(だんなが目覚ましを止めたのが悪い)
家を出ようとしたのが午前9時。
 かーちゃんを迎えに行く時は、かーちゃんの車で行く。
プレオなんだけどね。軽だと、車高が引くくて乗りやすい。
というか、あたしの車(noah)が、高くて乗りづらいだけ。
このために任意保険は家族限定外しましたとも!!(笑
(あたしは別世帯になっているので、家族には入らない)
 その車のキーを実家に取りに寄ったら、
とーちゃんが起きていて。「俺が迎えに行くよ」とのこと。
かーちゃんの車を動かすには、妹の車を移動させてからになる。
別に大した面倒じゃないんだが(笑 
行ってくれると言うんだから、行ってもらいましょ。ラクラク。
 ああ、お昼にパン食べたいって言ってたから、
どっかパン屋さん寄ってあげてね。

 かーちゃんは、朝ごはんを食べないで外出してきた。
なんか、ご飯の炊き加減がよろしくなくて、食べられなかったらしい。
朝食代わりにパンを食べていた。
 「昼はどうするよ?」
朝ごはん(パン)食べながら、そんなこと聞くな。うっとうしいな(笑
@とーちゃん

 結局この日は、とーちゃんは出かけていった。
最初は「採った山菜をあげる」というので、それを取りに行ったはず。
でも、帰ってこなかった。
 休みにじーっと家にいるのがヒマだったんだろ(苦笑

 お昼は、かーちゃんとラーメン食べました。@即席
いや、かーちゃんが食べたいって言うから…
買いに行ってきたともさ(笑
左手で、割り箸なら使えるそうです。(割り箸なら滑らない)

 夜は混ぜご飯ー。
海草サラダにしてー、ちょびっと漬物とか出してー。
タラの味噌汁作ってー。終わり。

 客じゃないのだ@かーちゃん
一々ご馳走作ってられますかってんだい。
かーちゃんが食べたいって言うなら準備するが…
別に、何も食べたいものはないって言うし…(笑

 今日からだんなが夜勤なので、実家の夕飯が終わった後、
妹にバトンタッチ@かーちゃんの話し相手
今度は自宅でだんなをたたき起こしてご飯食べさせてーの出勤させーの。

 7時半頃、実家に戻ると、とーちゃんが帰ってきていたそうだ。
すぐ出かけていなくなってたんだけどさ。
「送ってってもらえー」とかーちゃんに伝えたそうだ。

 いや、もちろんそのつもりだったが@だんな了承済
ただ遊びに行くだけなら、この忙しい時間帯の用事を優先させて
代わってくれてもいいじゃないか…と思いつつも、
そんな気遣いが存在するわけもない@我がとーちゃん
と思ったら、そんなにイライラもしない。

 病院に戻り、病室に入り。
着替えをして、お茶とか補給して@冷蔵庫

 「ああ、あのね。忘れちゃった。
  ラジカセ持ってきて欲しいの」

 ラジカセ。 

 「うん。今、持ってこようと思って忘れちゃった。
  明日でいいから、持ってきてくれる?」

 ほいほい。わかったよー。


 かーちゃんのラジカセは、ラジオ・テープ・CDが聞けるタイプで。
結婚前最後の年のあたしからの誕生日プレゼントだったはず。
(母の日…じゃないと思う。確か、誕生日)
今までも何度か「持ってこようか」と提案はしてたんだけど、
いらないの一点張りで。
 急に持ってこいとは…
夜中に目が覚める&同室の患者がうるさい(笑 ために、
時間つぶしが欲しいのかしらねぇ。
 

痴呆なのかな…

2006年6月9日 患者
 かーちゃんの病室にいるプリモばあちゃん。

他の人の倍、ベッドに柵が取り付けられました。

 体幹を支えられない。
なので、起きている時は必ずコルセットをしてます。
(胸の上から腰までしっかりガードできる大きさ)
自力で身動きは、許可されてません。
ベッドの上に座ったり寝たりくらいのことはいいけど、
ベッドから降りたり、車椅子で動いたりとかは、
一切許可されてない。
ケガしたりしたら困るからね。

 でも、自分で身動きしたがる。
リハビリ室には、連れて行かれても一歩たりとも動かないんだけど(笑
なんなんでしょうね。

 ベッドの柵は、両脇に一つずつが普通。
プリモばあちゃんのところは、両脇に二つずつ。
+紐でくくりつけて固定。
 んで、本日、それ+足元にも1つ。
というすごい状態になってました。

 足元には、通常柵を取りつける機能はついてないです。
でも、患者さんがそこを乗り越えて降りるような作りにもなってません(笑

 プリモばあちゃん、そこから降りるのよ…
自分の身体も満足に支えられない状態なのに…
しかも、そこから降りて、スタスタと杖ついて歩いてっちゃうのよ…

 そりゃ、看護士も介護士も、激怒ですよ。
何しとんじゃこのババア?! ですよ(笑

 その対策として、ベッドの足元にも柵を取り付け。
紐でグルグル巻いて固定してます(笑
(携帯で撮影してきたんだけど、ここ、画像upできないしねぇ。
 だって、あまりにもおもしろくて(笑)

 それでも夜中にガチャガチャ騒いだりするのは、
あまり変わりがないそうで。

 そんなの、いくら言っても聞かないんだから、
無言でナースコール押して後は任せればいいのに、
パキパキばあちゃんも懲りないのか(笑
その都度怒鳴りつける。

 プリモばあちゃんの言い訳にむかつく。

 「私はバカだから

バカだったら、素直に人の話くらい聞かんかい。
なーんか、こういう言い方ってムカつくのよね。
 "バカだから、人の話は聞けない"
 "バカだから、いくら言われてもわからない" 
って言いたいのかな?
自分のこと、バカって認識してる人は、きちんと人の話、聞くよ。
だって、"自分ではわからない"って認識してるんだもん。
正しかろうと間違いだろうと、人の話は聞くことにしてるよ@あたし
 "バカ"は免罪符じゃねーぞ。

 でも、自分の娘が見舞いに来ると、告げ口するの(笑
パキパキばあちゃんも、負けずに応戦。(娘さんに説明をする)

 あたしよりもちょっと年上くらいの娘さんのジャッジ。

 「みんなでうちのお母さんをいじめてる

 うん。血って恐ろしいね。

っつーか、このプリモばあちゃんは、"バカ"ではなく、
痴呆症状なのではないだろうかと思ったりする。

 理由はわからんが、トイレが長い。
1時間くらい当たり前に入ってたりする(笑
この時は、20分くらいで出てきたんだけど。

 「やっぱりね、トイレくらいは、自分で済ませたいのね。
  だから、身動きしちゃいけないって言われてるんだけど、
  看護婦さんも忙しいから、呼んでも間に合わないし…
  それで、自分で身動きするの。
  今も、怒られるのはわかってるんだけど、自分で動いちゃった」

 …あのー…あたし、最初からずーっと、
トイレに入る前からこの病室にいますけどー…
ナースコール押して、看護婦さん呼びましたよね?
そのナースコールは、かーちゃんが押したのだ。
勝手に身動きしようとしてたので、阻止しようとして(笑
その看護婦さんが、柵を取り外し、車椅子に移動させて、
トイレまでつれてってくれたはずなんですが…

 そんなこと、一切覚えちゃいない。

他にも、自分の言動、コロッコロ変わる。
(しかも、事実に反する)

 痴呆じゃなければ、脳内変換の上手な人なのかな。
と言うか、娘はそれを把握してないのか…?

 ちなみに、プリモは撤収したそうです。
やっぱり夜中にも唐突に話し出すそうで、「うるさい」の苦情有。

 そういや、この時も娘さんに説明して、
「お母さんがよくて置いてるのに…
 そのくらいわかってあげてもいいじゃないですか。
 どうしてそんなイジワルばかり言うんですか?」
という擁護をしたと言うから…

 甘やかす娘も悪いのかなぁ…

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