運動会

2006年8月5日 患者
 かーちゃんが通う病院のリハビリ室での運動会。
何するんだろう? 数日前から先生たちが準備でバタバタしてたのは
見かけてたけど(笑

 参加者は、希望制。
かーちゃんは誘われたにも関わらず、「出ません」
でも、見学に行くって。家にいてもヒマだしね。
(運動会開催のため、通常のリハビリはお休み)

 いつも午前中に行くリハビリよりは少しゆっくりの時間で病院到着。
予定では10時〜12時だったはずなので、終わったら電話をくれるように
話をして、病院に置き去り。

 12時過ぎに電話有り。
お迎えに行くと「エヘヘ、参加しちゃった」
簡単な種目に飛び入り参加、というだけらしいんですが。

 担当医師も見学と称してリハビリ室にいらっしゃっていて、
簡単な種目に飛び入り参加し、疲れたわと、隅で休んでいたら
「そんな隅にいちゃだめだよ。もっと人の中に入らないとっ」
と心配していただけたようで。
「今、少し参加させてもらって、疲れて休んでるんです(笑」
(とにかく暑かった。クーラーのお世話になったくらいに)

 あたしはあまり接点のない担当医なんですが、
なんだかフレンドリー。
時々、当たり前のようにリハビリ室で自転車とかこいでるので、
正直驚く(笑

 「お昼はいいでしょ? 帰ろう」
何を言ってるのかわからんかったのですが、
この運動会終了後、食事会もあるらしく、
食事介護が必要な入院患者の方は病室に戻ったらしいのですが、
通院患者や自力で食事のできる方は、
みんなでお食事してるらしいです。(サンドイッチだった様子)
かーちゃんも誘われたらしいんですが、
「娘が迎えに来るから」とお断り。
「じゃあ、娘さんも一緒に」とまで食い下がられたらしいのですが
リハビリの先生の目を盗んで帰宅(笑

 親娘だが、こういうところに性格の違い。
あたしは、この手のことに参加するのが大嫌い。
参加はもちろん、見学にすら行かないと思う(笑

 まあ、楽しい2時間だったご様子。

まだ大丈夫。

2006年7月31日 その他
 少し前から、いつも持ち歩く鞄に入れてある"モノ"。

 鞄の中の小さな内ポケットの中にある。
取り出すわけではないけど、
時々思い出したように、カサカサと手で触れてみる。

 まだ、大丈夫。

と思う。

放棄

2006年7月31日 患者
 些細なこと。

特に気にかけることでも、特別なことでもなかった。
なかったんだけど、細かいことがいっぱい目について。

 嫌になってしまった。



 本日一日、実家のこと、すべて放棄。
連絡したわけでもなく、連絡がきても無視。
会社で言うなら、「無断欠勤」



 こんなことしても、結局は自分が一番心苦しいんだけど。
でも、やっちゃったもんはしゃーないんだけど。
でも、気になってて。


 「妹だっているだろ。(妹は仕事お休み・在宅)
  たまにはやってもらったって、文句言われる筋合いねーべさ」

だんなの言葉もありがたいが、
あたしがやって当然。という家族にとってみれば、
「アンタがやることを私がしてやった」と鬼の首取ったかのように
言われるのは目に見えてる。もちろん心外だが。



 明日、ちゃんとごめんなさいしとこう…@母に

妹? 別に謝ることないと思ってるけどどうだろう(笑

いろいろ進展

2006年7月26日 患者
 あーつーいー。

のと、体調不良のため、おさぼりでした。

 いろいろと変化が。

? 妹 残留
 8月には実家を出て生活しようと(渡り鳥・関東方面で居住・労働予定)
 予定していた妹は、今月中旬、1週間ほど旅行に行き、
  「予定のところに面接に行ってきたけど、
   相手がすんげぇ感じの悪い人だったから断ってきた」
 とのこと。実家残留決定。

? 障害手帳発行

 介護保険認定とは違い、なんて迅速なんだろうと(笑
 障害3級で認定になりました。
  特に恩恵は見当たらない…気がしますが…
 勉強不足なのかもしれません(笑
 医療費負担0は、1〜2級の場合だけみたいだし…
 ああ、税金控除がありますね。市・道民税と所得税。
  家族が期待していたのは、路上駐車OKの障害者マーク。
 どこに出かけてもこれで安心!! くらいに思ってましたが、
 障害認定を受けたからと言って、発行されるものではなかった。
 障害認定を受けた後、さらに最寄の警察署に申請しなければ、
 発行されないそうです。
 (市販されてる障害者マークのシールでは、法的効力が一切ない。
  "赤ちゃんが乗ってますよ〜"程度の目印だと思っていいそうだ(笑)
  これ以外にも、こういうサービス等が受けられますよ、
 こういう待遇がありますよという内容も、
 ほとんどすべてが役所の福祉窓口で対応してもらえるものではなく、
 手帳と一緒に一冊の小冊子みたいなものをいただきまして、
 そちらにそれぞれ、対応する場所の電話番号が記載されていて、
 「そこに直接問い合わせてください」という対応でした。
 車の税金のことなら、軽は市役所、それ以外は陸運局とかね。
  正直、めんどう…
 受けられるものは受けたいので、小冊子とにらめっこしてますが、
 なんかよくわかりません。頭悪いみたいです、あたし。

? 包括センターへ連絡
 要支援の認定を受けたので、6月に暫定でお願いしていた
 事業所では担当していただけないため、包括支援センターへ
 お電話しなければならなかった。
  が。
 暫定とは言え、そしてまだ何の書類も作っていただいていないとは言え、
 自宅まで足を運んでいただき、住宅改修に関していろいろと
 アドバイスしていただいた立場ですし、事業所へもきちんと
 事情を説明しなければならないと思ってました。
  あれだけ住宅改修は退院前に!! と大騒ぎし、
 頭を下げまわってお願いしたわりには、今現在でも手付かず。
 とーちゃんが悪い。見積もりすら作ってない。
 あーあ…頭下げるのも恥かくのも、全部あたしよね。と思うと
 気が重く、ダラダラしてしまった。
  このままでいいわけもなく、電話をする。
 「そうでしたか。気にはなってたんですけどね。
  要支援認定と言うことは、包括センターでの取り扱いになりますので
  そちらに連絡していただければ」
 そうですか。直接連絡してもよろしいですか。
 認定前にわざわざ無理を通してご足労おかけしまして
 申し訳ありませんでした。ご迷惑おかけしました。
 「いえいえ。ご近所ですしね。(実家から数十mしか離れてない事業所)
  認定おりてよかったですねー」
 ありがとうございました。

  と、事業所にはお詫びとお礼を伝えて。
 包括支援センターにお電話。

  介護保険で要支援の認定を受けたことを伝え、
 簡単に個人情報を確認される。
 「どういった点を希望されてますか?
  介護用品のレンタル等でしょうか?」
 自宅改修を主に考えてます。
 「あー、そうですか。自宅改修ですね。どのような?」
 暫定の形で、事業所さんにお願いしてたものですから、
 一度自宅を確認していただきまして。
 手すりが数箇所と、お風呂ですねぇ。
 「手すりとお風呂場ですね… わかりました。
  まだ改修は行なってないんですよね?」
 はい。父が建築業なので、父が施工すると思うんですが、
 今現在、仕入れのために見積もりをお願いしてるところで(大嘘)
 「わかりました。 一度、ご自宅を拝見させていただいて、
  打ち合わせをしたいと思います。書類作成等、ありますのでね」
 はい。わかりました。
 「では、担当者を決めまして、こちらから後日、
  ご自宅訪問の日取りなどの打ち合わせのお電話をさせていただきます」
 はい。お願いします。
(3日ほど経ちますが、まだ連絡きてませんけどね)

? お盆予定の変更

 うちのだんなは、12日〜21日の予定でした。
 とーちゃんは12日〜17日。うち、12〜16日は実家帰省。
 さすがにだんなも休みが長いし、あたしだって出かけたい。
 17日、一日だけでいいから出かけてもいいか?と確認したら、
 「おう、いいよ。泊まりでどっか行けば?
  俺が帰省してる間だけいてくれれば、あとは
  出かけても泊まってきても、別にいいよ」
 …このオヤジ…かーちゃんのリハビリあること忘れてるな…
 かーちゃんの病院は、12日(土)がお盆休みなだけで、
 あとは平常運転。もちろん本人は毎日通う気でいる。
 18日〜はとーちゃんは仕事が始まるらしいので、
 食事のお世話くらいはできるだろうが(お昼休憩も帰宅できるし)
 午後3時〜リハビリだの、朝9時〜リハビリだの。
 そんなのに好き勝手に合わせられるほど適当なのか?@仕事(笑
  まあ、許可も出たので16日夜〜 もしくは17日朝〜。
 一泊もしくは日帰りでも、丸一日遊んでこようかと思って
 ムフムフしてました。同行者がだんなというのが不満だが、
 それは気にしない(笑

  が。

 だんなのお盆休みの予定変更。
 12日〜21日  → 13日〜18日
 …ナニソレ。半分じゃないの。
 しかも、おもいっきり、とーちゃんがいない日と被ってる…
  どこにも行けないみたいです。
 「どうせ、どこにも行かないんでしょ?」
 と、こちらの予定も確認することもなく、遊び歩く家族を
 指をくわえて眺めていようかな。

 もう逃げてもいいですか。

3万円

2006年7月18日 お仕事
 数日前、父から3万円を手渡された。

当たり前のように、

 ナニコレ? 食費?

と聞いてみました。

 「いや、ほら。会社の書類いろいろ作ってもらったりした分な」

ああ、バイト料ですか…

 毎度もらえるわけではなく(笑
入札工事には役所に出す申請書類の書式が決まっている。
決まっている割には、「見本」が配られるだけで、
これに記入してね。という用紙を配っているという話は聞いたことがない。
 そのため、その手の工事・申請書類の場合は、
いつも作っているのです。して、そういう場合の時だけは、
多少のバイト料が入ります。
 大抵、1万円程度でしょうか。
多くても10枚程度の書類ですしね。@作成部分
1枚1000円かー…相場から考えると、ちょっと安いか。
でもまあ、これが自営業家族の損なところだ(笑
(現物支給の時もあります。外食へーとか)

 と、考えると、この3万円という金額は多い。

 「まだ、作ってもらいたい書類もあるし」

ああ、それ、聞いてたけど、残り5〜6枚でしょ?
期限ギリギリじゃなきゃ、いいよって言ってたじゃん。
夜8時頃呼び出されて、「明日の朝には提出したいんだ」とか
言うから、誰がやるかそんなもんって言ってしまうんであって(笑
(本当に突発な事態なら理解もできるけど、1ヶ月以上前から
期限がはっきりし、作成しなきゃいけないとわかっている書類で
こんなこと言うから、ケンカになるのだ(笑)


 「あとはまあ、家のこといろいろやってもらった分もな」
(独り言のようにゴニョゴニョと)


 ほっほぅ。



 実は、このお金は、いただけることを知っていた。半日ほど前に。
かーちゃんから言われていた。
 「お父さんから3万円渡すって聞いてるから」
それは何のお金? 食費? と当たり前のように聞き返し、
 「いろいろやってもらってるから、お小遣い程度にね」
という代物であることも聞いていた。

 3万円のうち、
1万円は、労働の報酬であって、まあ、「ありがと」程度で
遠慮なくいただける。そういうお金だと思ってる。

 残り2万円。

かーちゃんが倒れてから3ヵ月半。
3ヵ月半の家事への対価が、2万円。


 時給いくらなの?

快気祝

2006年7月17日 患者
 お見舞いを頂いた方へ、快気祝として、お返しを。
15日に、購入して発送しました。

 ほとんどが地元の方から頂いていたんですが、(親族・お友達など)
数件は地元の方ではなく、発送を予定してました。
送料もバカにならないだろうと思って、地元の方には
直接持参しようかと思ってたのですが、
ギフト商品を購入したお店が、「道内なら1件400円」とのこと。
んー…会いたくないヤツもいるしな…(笑
 とーちゃんの知り合いから頂いたところもあったので、
あたしが顔を知ってる方ばかりでもなく、
かーちゃんもあまり親しくない方もいらっしゃるので、
全員、一律で送らせていただきました。
かーちゃんのお友達にだけは、直接持参することにしましたけど。

 短冊をつけてもらい、中には挨拶状を同封。
それが、16日には届いていたようです。@お互い道内なので

 一番始めに、姉2から「届いたよ」の電話有。
「こんなことしてくれなくていいのにっ」
まあ、そんなこと言ったってね…そういうの、義理とか常識とかでしょ(笑
お返しを期待してるわけじゃないけど、戻ってくるもんだーくらいには
当たり前に思ってるでしょ。
 こういう義理を欠いては、何を言われるかわからんので、
きっちりとさせていただきました(笑

 夜、従兄(あたしがグチをこぼす相手)から電話。
こちらも、「届いたよー」のお電話。
こちらからは、現在別居はしてるんですが、父親であるあたしの叔父からも
頂いてましたので、お返しは二つ送らせていただきました。
(叔父は高齢者下宿というのに入っているので、息子である従兄は
週に2回も3回も、残業さえなければ寄っている。
自宅〜下宿もとても近いらしい)
叔父は高齢者下宿という施設ではあるものの、完全個室。
ただ、食事などのお世話はしていただけるそうで。

 今回、あたしたちが選んで送ったのは、食用油です。
だから、「消えてなくなるもの」が一番なんだって(笑
叔父の場合は、自炊ができる状況にないはずなので、
油を贈ってもなぁ…と考えていた。
月に何度かは息子夫婦と自宅で食事をすることもあるらしいので、
それなら、別な物を贈り、2件で分けるなり一緒に食べるなり
してもらった方がいい。
 そう判断して、従兄宅には食用油を。
叔父用には、かにの缶詰セットを贈らせていただきました。

 従兄には電話でその旨伝え、
「一緒くたに送ったけど、いいように分けるなり一緒に食べるなり(笑
好きにしてねー」と話しておきました。

 それ以外のお知り合いはともかく、
親族からは連絡ありませんねー。
というか、親族からはとても少なかった@お見舞い
まあ、もらってもこういうお返しの心配することを考えると、
ありがた迷惑なわけですが(笑
 父方からは兄弟全員と祖母から頂きましたが、
母方の兄弟は(祖父母は逝去済)姉2・姉3宅(叔父と従兄)・長男だけです。

…まあ、口だけ出すやつっているんだなぁと学習(笑
 らしいですね、現在。
(病名とかにもよるんでしょうが)
いつからだったのかなぁ…法改正があったとかで。

 かーちゃんと同室だった方が3名いらっしゃって、
1名はかーちゃんと同日に退院。

 残り2名。
お二人とも、転院されたり予定が決まったりしてます。

 一人は、お若くてカレシのいる方(笑
地元の整形外科が主の病院に移られました。

 もう一人は、プリモばあちゃんですね。
この方も18日に転院が決まったそうです。

 転院するためには、病名を新たにつけなければならないご様子。

 お若くてカレシのいる患者さんは、「腰痛」治療のため。という
名目になってるそうです。
でも、とてもその病院が気に入ったらしく、イキイキとしていたと
お見舞いに伺ったリハビリの先生がおっしゃっていた。
 「あれじゃあ、退院後はこっちの病院にリハビリに通ってくるって
 話してたけど、わからないかなぁ…ちょっと寂しいですね(苦笑」
整形外科の病棟に入院しているため、患者の年齢層は多少若い。
話し相手もいるし、楽しいらしいです(笑

 プリモばあちゃんは、病院名はまだお聞きしてないんですが、
老人ケアのできる病院に移すようだ、とのお話でした。
やっぱり痴呆症だったのかなぁ…

 でもさ…「長期入院」って、必要な患者さんもいるんだと思うのよね。
法律が例えそうであってもさ…
もちろん紹介状や診断書もつけるから、治療法にはそんなに大差は
ないかもしれないけどさ…
 たまたま、受け入れ先の病院があって転院できる人はいいかもしれない。
見つけられなかったらどうするんだろうかなぁと思ったりする。

 というのも、とーちゃんの過去の仕事上のお知り合いの
「イトウさん」という患者さんが、
転院先を探しているが見つからないとのことで…

 この方、どうやら身請け人はご兄弟になっているらしく
(奥様とは離婚されてたのかもしれない)
そのご兄弟も地元の人間ではない。
病院側も協力はしてくれてるんだろうけど@転院先探し

 なんかいろいろと難しいですね、法律って…
 「姉1もリハビリに通うんだろ?
  それなら、お前らは毎日行ってるんだから、
  "ついでに乗っていくかい?"くらい、声かけてもいいだろ」

 立派なとーちゃんが申しました。
すかさず反論。

 本人はあんまりリハビリに通う気ないみたいというか…
 通いたいのは本音だと思う。
 でも、あの言い方だと、家族の誰かに反対されたかなんかじゃ
 ないだろうかと思うんだけどー。
 こっちから無理強いすることでもないっしょ。

 「だから、一応声だけかけて、それで断ってきたら、
  二度と声かけなきゃいいし、乗せてやろうなんて言わなきゃいい。
  同じ病院の同じリハビリ室に通ってるんだから、
  そのくらい、声かけてやれよ」

 でもさぁ、本人の本音かどうかはわからんけど、
 それらしいこと話してたしさぁ。
 どーしたもんかなぁと話は聞いてたけどさぁ。

 「いや、コレだろ(指で輪を作って)
  一日2420円。一週間で1万越えるぞ。
  それに服薬だって、二週間分で3000円くらい。
  (注:かーちゃんと同じ内容だったとして)
  あそこは、年金生活だからな。苦しいことは苦しいだろ」

 リハビリって高いんだね…
自分がリハビリ室通ったのなんて、交通事故の後遺症で治療したり
肩こりのために通ったりだったので、何百円程度だった(笑
神経麻痺のためのリハビリだから高いのかなぁ…
(あたしが通ったのはもう10年近く前の話だしね)

 かーちゃんも、リハビリ室の先生に直接聞かれたらしい。
「○○さん、毎日通ってるけど、こうして、毎日通って
 治療してくれるのは好ましいし、嬉しいけども…おうちの方、大丈夫?」

 「そんなもん、"家のことは娘がやってるから心配ない"って
  言えばいいじゃん」
ととーちゃんは言ってたが、そういう意味で聞いたんじゃないと思う(笑

 それこそ、コレの問題(指で輪を作って)

やっぱり、安い金額ではない。
(高額医療請求をすれば、戻ってくる分があるとしても)
最初のうちは毎日のように来ていた患者さんでも、
やっぱり負担が大きいから…と日数が減っていくことがほとんどだそう。
そうだねぇ…うちの場合は、収入のある人がとーちゃんで、
患者がかーちゃん。だから続くんだけど…
これが年配の方で、収入は年金に頼ってて…となると、
やっぱりかなり苦しい負担であることは間違いない。

 ちなみに、高額医療請求は、
1〜3ヶ月目は、収入に応じて負担は変わりますが、
7万何千円以上もしくは12万何千円以上の分は戻ってきます。
(細かい数字は忘れました。建設国保加入の場合です)
して、4ヶ月目以降は、4万何千円以上の分は戻ってきます。
数ヶ月かかるんですけどね。@返金
社会保険だと、もう少し早く返金されると聞きました。

 とーちゃんは、かーちゃんに治って欲しい。
それは、かーちゃんの健康が云々ではなく、
自分が不都合極まりないのです(爆
 今までどれだけ妻に甘えてきたのかが露見したいい機会でしょう(笑
思うところは違っても、回復するために通院しろ、という
結果につながってるので、それはまあいいと思う(笑

 でも、姉1にお伺いを立てるのは、絶対イヤ
なんでこちらから低姿勢でお伺いしなきゃいけないの?
それは、「お願いできないかい?」と聞かれるべきことでしょ?
そんなに甘やかすから、態度のデカイババアができあがるんだよ。

 ってか、そこまで言うなら、お前がやれ@とーちゃん

姉2が見舞いに来る時ですら、
「俺、会いたくないから出かけるー」と人任せにしたくせに。

 自分は何もしないくせに、人に面倒押し付けて、
「ありがとうね、お父さん(とーちゃん)」と言われたいだけかよ。

 本日、イライラしてます。
朝っぱらから時計を見間違えただんなにいきなり怒鳴られて起こされ、
(謝ってくれたが、気は済まない(笑)
電波の悪いかーちゃんの携帯から無言電話が数回。
(かーちゃんとあたし、携帯の会社が違う。
あたしは平気。でもかーちゃんは電波悪いらしい@自宅の位置)
電波悪くて会話できないことわかってるんだから、家の電話で
かけてよこせ…

 なんかね、あたしは、「親の分身」じゃないのよ。
あれもしよう・これもしよう。でもできないから娘にやってもらおう。
そういうのがすごーくウザイと感じてしまった本日のあたし。
 これはしなきゃいけないけど、できない。手伝ってもらおう。
そのくらいの気持ちにちょっと譲歩してくれよ。

 あたしに休みはないの?

思わず呟いちゃったよ…@かーちゃんに
 なんか、悪いこと言っちゃったなぁと思った。
明日から気をつけよう。
 自宅内片付け。
やっと一つ終わりましたー。@居間

 居間全部ではないんですけどね。
居間の一部分に、カラーラックを並べてあったんです。
2つ。+ビデオラックかな? を1つ。合計3つ。

 これがなければ、もう少し広い…スッキリ…
と、気になっていたので、いじくりたおしてやりました(笑

 ビデオラックは捨ててもらうことに@とーちゃんに頼んだ。
壊して捨ててくれ、と(笑
 カラーラックは、2つを上下に重ねて利用。
(落ちないようにちゃんとカギ釘みたいなのを打ってもらいます)

 収納してあったものは、片っ端から捨ててやりました(爆
40リットルのゴミ袋で1つ半ほど。
ほとんどが、とーちゃんの会社の古い書類のコピーです。
申請書類などもあるので、かーちゃんが"自分用資料"として
隠して取り置いていたものです(笑
(とーちゃんは、自分で管理しないけど、人が保存しておいたものを
当たり前のように利用してしまい、それを失くす名人)
 使える文房具だとか、かーちゃんが残したいと言ったぬいぐるみや小物、
あとは旅行に行った際のパンフレットとか、かーちゃんにとっては
記念なんだろうと思えるものは残しておきましたよ。
ちゃんと収納しましたとも。ギュウギュウと(笑

 とーちゃんは、こういう「思い出の品」と言うものを
保存しておくのをとても嫌がる人。
アルバムすら捨てようとした前科のある男だ。@引っ越し時
 なので、かーちゃんは、とーちゃんに片づけを手伝ってもらうのを
頑なに拒絶したのです。
 そのくらい残しておいたっていいと思うんだよね。
今までで、たった一度の海外旅行(シンガポール)。
ステキな思い出なんだろうさ(笑(でも姉2が一緒だったな(笑)

 片付け予定の一つを攻略しました。
次は台所です。その次が寝室なの。

 姉2の襲来予測日までには、物置部屋になっている客間を
とっちらかしてやろうかと思ってます。
そしたら泊まれないもーん。
「片づけ中だから、きてもらっても困るー」って、
はっきり断れるもーんだ(笑

3週間ちょっと

2006年7月12日 患者
 姉1、噂ではなく、退院になりました。
しかも、本日(笑

 ここ数日、いろいろと検査を受けていたそうです。@退院のため
それで異常がなかったので、退院となりました。
病状的にも落ち着いているし、何より本人の希望が大きかったみたいです。

 午前中のリハビリが終わる頃、かーちゃんのお迎えに行って聞いたので、
かーちゃんと一緒に病室まで行ってきました。
かーちゃんはリハビリ室で姉1にその話をチラリと聞いてたらしいんですが、
リハビリ中だったのでそんなに長話でもなく。
姉1が自宅に帰れば、滅多に会うこともないので、
退院よかったねーくらいの話をしておこうかと。
 (かーちゃん兄弟仲悪い。
 姉1宅と実家は車で3分程度しか離れていないんだが。
 何かなければ会うことない。 数年単位とかザラ。)

 病室を覗くと、荷物をまとめている最中だった姉1。
娘は本日も仕事なんだけど、お昼休みを少し長めに頂いて、
その時間を利用してお迎えに来るそうだ。

 かーちゃんは病室に入って話してて、
病室の入口では別な患者さんが家族の方と話してる雰囲気で。
なんか、立ち位置ないし、別に姉1の顔を拝みたいわけでもないので(笑
廊下でぽけーっと立ってた。

 姉1とかーちゃんが病室の外に出てきて、談話スペースへ向かったので、
それについていって。

 「みいちゃん、毎日大変ね。苦労かけるね」

 いや、別にー。大変たって、車で往復してるだけだしねー。

 「それでも、足も動くようになってるし、腕も動いてる。
  リハビリしてるって違うんだねぇ」

 うん。それがわかってるから、毎日通わせてるんだしね。

 談話スペースでの会話は、お盆のお話でした。
とーちゃんがかーちゃんを連れて離島の実家へ帰省する、という
予定をちょこっと話したことがあったらしいかーちゃん。

 「やっぱり、行くんでしょ? お父さん(うちのとーちゃん)の車で。いいねぇ」

 「いや、行かないよ。ばあちゃんも疲れるからやめなさいって
  言うし。来年はじいちゃんの法事があるから絶対行かなきゃ
  いけないしね。だから、今年はやめようと思って」

 「そんな、疲れるわけないじゃない。車に乗っていくだけなんだから」

 「まあね、運転する人から見たら、疲れないと思うんだけど(笑
  でも、ばあちゃんに心配かけても悪いしね」

 「夏の○○島なんて、いいよねぇ。行けばいいのにー。
  アンタが行くなら、私も行けるのに(笑」

 「行けないよ(笑 車乗れないもの」

 「乗れるでしょ、お父さん(うちのとーちゃん)の車なら」

 「乗れないって。私だって、横になりながら休みながらって
  考えたら、荷物だってあるしねぇ」

 「別に、横になんてならなくたって、行けるってー」

うるさいババアだな。
そんなに○○島に行きたいなら、勝手にいけよ…
お前のところの娘にもお盆休みくらいあるだろうし、
娘婿だってそうだろう。孫にも休みくらいある。
もう一人いる孫は大学生だ。夏休みがある。
お前のだんなは無職だろ。@70歳越えてる
いっくらでも家族揃って旅行に行けるじゃんか…

 「みいちゃんだって、お母さんにいられたら、どこにも
  いけないでしょ?」

 いや、別にー? かーちゃんとだんなとあたし、3人で
 どっか泊まりに行こうかーって話しもしてるしね。1泊くらいだけど。

 「あら、どこいくの?」

 全然予定決めてない。
 日帰りでもいいし。まあ、のんびりね。

 「いいねぇ。みいちゃんの車なら、うちの家族全員乗っていけるしねぇ」

 いや、無理じゃないか?
 車椅子借りていくと思うから、それ、積んで歩くし。
 後部座席、リクライニングにして、寝られるように動こうと
 思ってるしねー。

 「あらそう…姉2は一緒に行くの?」

 「なんで、姉2が一緒に行くの?(笑
  姉2はお墓参りだよ。14日が夫の月命日なんだから」

 姉2とかーちゃんがとても仲良しで、いつもいつもツルんで
歩いてると思っている姉1。
「私はいつも仲間はずれ」とか思ってる姉1。
うちの家庭で旅行に行くとかなると、必ずついてきたがる姉1。
まあ、姉2もそうなんだけどね。必ず行けると思ってる。

 でも、姉1も姉2も、自分たちが息子や娘夫婦と旅行に行く時は、
こちらに特に連絡ないですよ。自分たちで勝手に行きます。
そして、あたしの家でどこかに行こうかなと計画を立てると、
必ず口を出してきて、1台の車で動けないしねぇ。などと
お断りを遠まわしにすると、
 「子供たちはみんな大きいんだから留守番できるでしょ。
  ああ、うちの娘も行きたいって言ってたんだ、そこ」
とか、平気で言いまわす人たちです。
姉1の娘は48歳とかになると思います。
姉2の娘は40歳だったかと。
 オマエラの娘はでかくねーのかよ?
普通に疑問に思うあたしは悪くないと思う(笑

 "じゃあ、一緒に行こうか?"
と誘ってもらうのをなんとか試みているのがわかったので、
サックリと話題変えてやりました。

 退院したら、リハビリ通院するのー?

 「なんか、先生は自宅で気をつけて動いていれば、
  リハビリに通わなくてもいいかなって話してたよね?」

 「うん。そうなんだけどね。
  でも、少しは通おうかと思って…
  ここなら、駅でバスを降りて歩いてきても、10分くらいよね?」

 10分…いや…坂道もあるし…もう少しかかるんじゃないかな?

 「娘に、10分くらいだよって言われたから、そんなもんかなぁと
  思ってたんだけどね」

…そりゃ、健常者が歩いてくりゃ、そんくらいかもしれんが…
とは思ったけど、言いませんよ、ハイ(笑

 「バス乗り継いでもいいわよね。
  ここの近くにバス停あるって聞いたし」

 そうだね。バスは病院の向かい側くらいで止まるはず。

 「毎日はやっぱり無理だからさ、週に2回くらいはね、
  なんとか通おうかと思ってさ。
  みいちゃんみたいに、送ってくれる人がいれば
  毎日でも通いたいんだけどね」

ずーっと、あたしの顔を見ながら話を続ける姉1。
かーちゃんと姉1が向かい合わせに座り、あたしは姉1の背中側になる
位置にある椅子に腰かけていた。
それまで、ずーっとかーちゃんに向かってだけ話しかけていた。
なのに、この時はクルリと振り返って、かーちゃん無視(笑

 "一緒に乗っていくかい? 送るよ?"
この一言、待ってたんでしょうねぇ…
誰が言うかボケ。お望みなら、頭下げてみぃ。
しっかり断ってやるからよっ(爆

 あたしが頑なに嬉しい一言を言ってくれないもので、諦めたご様子(笑
うむ。意思表示は最初にはっきりしておかないとね。
頭下げられるタイプじゃないから、この後お願いしてくることは
ないだろうしねー。

 そろそろ帰りましょうか、とかーちゃんと話して、歩き出す。

 「エレベーター使うんでしょ?」

 「うん。上るのは平気だけど、下りるのはまだ怖くて」

 「そうだよね、階段はまだ無理でしょ。
  私は、階段で上り下りしてるんだよ(得意げ)」

そうですか。もう、好きなだけ上り下りしてください。

 自分は妹のかーちゃんよりも障害が軽い。
私は、アンタと違う。

 これだけが69歳の姉1の心の支えらしいんでー。
勝手にさせときましょ。

 とは思ってるけどもね。
「こんなに障害残ってて」どーのこーのとかーちゃんのことを
言われた時に、

 いや、これだけはっきり出てるからねぇ。
介護保険も障害認定も受けられるし。
受けられるものは何でも受けるよ、利用するよ(笑

 なんて「便利でしょ。いいでしょー?」な口調で反論した
あたしは、まだまだ子供らしい(爆

わかったって…

2006年7月12日 患者
 本日は、リハビリは午前中(午後休診)
なので、朝8時頃実家に行き、かーちゃんの身支度を整え、
少し時間が余ったので、あたしも朝ごはんとか食べちゃおうかなーと。
そんなことを思っておりました。

 電話。
誰だよ、こんな時間から…
こんな時間から電話よこすのは、親戚以外にはいない…
(とーちゃんの仕事関係の人であれば、大抵は携帯電話に直接かけてくれる)

 電話に出てみると、とーちゃん方祖母でした。
離島で一人で暮らしております。
(同じ島にはとーちゃん弟が住んでるので心配はない)

 今日、荷物を送った(魚と山菜)、明日の午前中に届く。
という連絡でした。そうですか。どうも。
あんまりありがたくないけど、ありがとう。
 同じ魚ばっかり送られても、迷惑なのよね…
とーちゃんは「もらったんだから食え」「あるんだから食え」と
夕飯のおかずの心配がなくていいなーとか気楽だけど。
毎日同じ魚食えってか?
そんなわけにいかないだろ…とーちゃん本人は、1週間のうち
6日間は夜は出かけてる人なので、そういうのがわからんらしい。

 話は、今年のお盆のこと。
当初、とーちゃんはかーちゃんを連れて、祖母のところに行くつもりで
いました。病院もお盆休みがあるし。
家でポケッとしててもしょうがないし。
お世話係にしているあたしには気を遣うことないけど(爆
あたしのだんなも必然的にどこにも行けなくなってしまう。
祖母の住んでいるところは観光地だし、島だから海あるし。
かーちゃんのお世話のためにあたしも行くことになれば、
だんなも遊べるから、それでいいだろ。
俺も友達と一緒に行動する予定だから、連れて行っても、
お世話ができるわけではないしー。 くらいの気持ち。
 そう… いや、いいんだけどね…

 祖母、大反対。
「いくらなんでも、長距離移動過ぎるし、思ったより疲れるんだ!!」
…わかってるよ…あたし、運転手で行ったことあるしね…
 実は、とーちゃんがお盆に行くのにも反対していた祖母。
「奥さんがこんな状態なのに、お前だけ出かけるのか?!」
「俺は絶対行かなきゃならん。友達と、嫁が倒れる前から約束してるから、
絶対優先させなきゃならんからな」
…"絶対優先"って、嫁の方が立場が先とか上とかんーと…(笑
まあ、そんな家庭的なところがある人なら、娘のあたしにこんなに
嫌悪感抱かれてないだろうから、期待はしません。

 かーちゃんが「行きたい」と言ったのではなく、
とーちゃんが「連れて行く」と言い出したことは伝えておいた。
まあ、とーちゃん本人も安心なんでしょ。

 疲れるだろうことは心配してたけど、
自宅にはそれ以上に疲れる要素があり、とーちゃんがいないことが
不安なこともあり…
祖母宅に行けば、お盆はとーちゃん兄弟もやってきてる。
でも、どの嫁さんも、家事をしない。
(今までは、かーちゃんが一人でやってた)
…あたしがやらなきゃなんないのよね…
遊びに行ってまで。孫の立場で祖母の家に遊びに行ってまで、
とーちゃん兄弟たちのお世話か。冗談じゃねぇよ。
 とは思ってたけど、かーちゃんの気晴らしになるなら、
それもしゃーないかな…と諦めてはいた。
あたしのだんなもその気マンマンだったし(笑@ウニ採るーっ!!

 まあ、祖母がとーちゃんにも怒ってくれたこともあり、
かーちゃんの祖母宅行きは中止になりました。
必然、だんなの「ウニを採る!!」計画も中止です(笑

 祖母は、信仰心が厚いらしい。
何の宗派だか知らんが、どんな仏様だか神様がいるんだか知らんが。
(新興宗教とかの類ではないんだが)
どこだかの誰それさんにお金を送って、100日拝んでもらうことになってて
今拝んでもらってる期間で、まだ100日にならなくてどーのこーのと
説明してくれましたが、よくわかりません。
 気持ちだけはありがたいのですが、信仰心は押し付けられても
受け入れられないものです。
だって、あたし、この家の娘じゃないもの(笑@一応嫁に出た立場
だんなは無宗教(今の所)だしね。
その拝んでくれてるところは小樽にあるから、連れて行けとか
言われてもー…それはお宅の息子(とーちゃん)に言ってみてはどうか。
 「拝んでもらってるから無事」と言う言い回しが気になるので、
どうもその点は相容れないあたしと祖母。
すべてが宗教で解決するわけないと思うんだよね。
心の拠り所にするのは、個人の自由だけどさ。押し付けは勘弁。

 でもまあ、田舎の年寄りってこういうもんかな…と、
離れてるので静観中。

 とりあえず、本日の不満は。
こんな時間に(出かけ足)電話よこすんじゃない。
朝は忙しいんだ。@普通の家庭
 おかげで、朝ごはん食べ損なっちゃったじゃないのさ(ノ△・。)
(かーちゃんはちゃんと食べました。お薬飲むからねー)
 姉1@現在入院中
そうですねぇ。退院の話もチラホラ出てきてると本人が
言っておりましたが、多分、はっきりしてないと思う…
(リハビリの先生にはまだその予定については連絡が入ってないと
聞いたから、多分、まだ)

 かーちゃんがリハビリに向かうのは、通常午後3時頃。
その頃がちょうど患者さんが引けてくる時間で、
ゆっくりのんびりできるからです。
 姉1も、病棟からリハビリ室に来てます。
時間は3時〜4時頃。病棟の患者さんは、自分で時間を選んでくることが
普通なので(移動に介助が必要な場合は、リハビリ室の人が迎えに
きてくれるが、自由に移動できる人は、自分で来る)
空いてるこの時間を選んできてるのかもしれない。

 してまあ、妹のかーちゃんがリハビリ室にいる。
ご挨拶する(お互いに)

 「毎日よく通うねぇ」

…? だめなのか?(笑

 かーちゃん、髪の毛切りました。
夏が来るのでうっとうしいとのことで、短くしてしまいました。
安さが売りとか、オバチャン御用達とか(笑
そういう美容室ではなく、若者が訪れるような、おしゃれなお店です。
妹御用達のお店。あたしは行ったことがない。
なんとなく、敷居が高い気がして(爆@若者御用達
 白髪が目立ってきたので対処してもらい(薬の副作用も含む)
「あら、おしゃれー」と思える頭にしてきました。
手入れも簡単で、お世話係もラクです(笑

 「髪の毛切ったのね」

 「うん。○○(妹)が自分の行ってるお店に予約入れてくれてね。
  ちょっと高かったんだけど、それも出してくれてね」

 「似合うわー、いいねぇ。
  私も連れてってくれないかしらねぇ、○○(妹)ちゃん。
  お願いしてくれない?」

…はい?
"お店紹介してくれ"ならわからなくはない。"予約してくれない?"とか。
でも、なぜ、妹が叔母のあなたを美容室に連れて行かなきゃいけないの?
えー…? 会計持たせる気?

 あとはお決まりの、
「毎日通えていいねぇ、働いてない娘がいて」発言。

 倒れるようなことのなかった姉1。
なので、症状などはかーちゃんよりは全然軽いんですが、
歩行には見た目にわかる障害が残ってます。
でもこのくらいだったら、リハビリしてれば元通りになる。と思う。
リハビリの先生も「半年くらいはかかるかもだけどー」と太鼓判
押してくれてるんだし。

 本人も、気になるらしい。
だって、「障害は恥ずかしい」人だもん(笑
そりゃ、気になるでしょう。元に戻したいだろうね。
治せるって言われてるんだから、なおさら。

 でも、通う方法ないからねー。
…と言ったって、バスは走ってますよ?
乗り継ぎが必要ですけどね、姉1宅からだったら。
でも、公共交通機関を使えないほどの障害でもないし、
走って歩くわけじゃなければ、全然通院できるはずだ。

 「障害は恥ずかしい」人ですからねぇ。
公共交通機関とか乗って歩くのもいやなんでしょ、きっと…
姉1の夫は、車の運転できないし。
娘夫婦は隣に住んでるけど、二人とも働いてるし。
孫も1人だけ運転できるけど、それだって働いてるし。
 あたしのかーちゃんのように、毎日当たり前に運転手が確保できる
立場の人ではない。

 「まだ通うんでしょ? 来月も、再来月も?」

 「うん。最低半年は通えってお父さん(とーちゃん)も言ってくれてるし、
  お姉ちゃん(あたし)も毎日送ってくれるし。お金もかかるけどね、
  お金の問題じゃないって言ってくれるから、甘えてるー」

 「私が退院した後も通うのね。
  私も、退院した後、リハビリに通った方がいいって言われてるのよね…」

 「そうなんだ。それなら、ちゃんと通ったほうがいいよ。
  毎日は無理でもさ、週に2回とか3回でも」

 「そうよねぇ。でも、娘も仕事してるからねぇ…」

 自分のリハビリに、娘の労働の何が関係あるんですか(笑
これ、ほとんど毎日繰り返される会話らしいんですよ。
もうね、「じゃあ、娘(あたし)に、運転手を頼んであげようか」と
かーちゃんに言わせたくて仕方ないんだな、と。
(そのオーラを感じるらしいかーちゃん)
 かーちゃん、そんなバカなことしません。
あたしに承諾もなく、そんな勝手なことしたら、
自分もリハビリに通えなくなっちゃうからねっ(爆
ええ、冷たい娘ですよ(笑

 受け入れるかどうかは別にして、なんで頭下げられないんだろうなぁ、姉1。
そういうことって、こっちから「やってあげるよ」ってことじゃないと思う。
(もちろん、相手によるが。姉1に対してはこれっぽっちも思えないあたし)

 退院の話もチラホラ出てるらしいと本人が言ってるんだから、
そうなったらリハビリ通院のことも本格的にどうにかせにゃ
ならんでしょう、本人にその気があるなら。
 そしたら、頭下げてくるのかなー。
頭下げずに「乗せてってね」とか言われるのかなー。

 もちろん、断りますよ。
ただ自宅と病院の往復しかしない運転手でも、
これが毎日となると結構なストレスです。
それでも、自分の親のことだと思うから動けるんであって、
叔母、しかも"好きではない叔母" いや、もっとはっきり言おう。
"嫌いな叔母"(笑 のために動く気はない。無理。

 「娘がいるでしょ。一人しかいない母親のためだよ。
  仕事辞めて面倒見るのが当然でしょ」

反論のセリフはもう決まってるの。
これ、かーちゃんが自分の母親(あたしの祖母)の面倒を見る・見ないで
兄弟会議した時に姉1に言われたセリフだから。
(お前も娘じゃねーのかよ? と思ったのは当然(笑)

 胃痛や頭痛と戦いながら、それでも義理だけは果たしてきたのは
なんのためだと思ってんですか。
こういうところで、バサッと筋を通して仕返しするためです。

 頼まれるの、楽しみなのー(爆

なので、送っていった時、お迎えに行った時、
姉1の姿を探してしまうのですが、どうも会えません@あたし
お迎えに行った時は、かーちゃんは大抵最後の患者さんになってるので、
他に人も見かけないんですけどね。

 でも、今日は一人いた。
自転車漕いでた人。男の人。
あら…めずらしく若い人だぁ…初めて見たなあ、この患者さんって
患者じゃないや、お医者さんだ。(若いと言っても40後半くらい)
 かーちゃんの担当医師さんでした(笑
「たまには運動しないとねぇ」とリハビリの先生と話しながら、
自転車漕いでました(笑
 姉2から電話が来ました。
あたしが飼い犬の散歩に出かけている間に来たようです。
(だんなが実家にいたので、かけたのではなく、かかってきた、とわかった)

 「うん。病院は毎日行ってるよー」

 「うんうん。今、部屋を片付けてるところ。
  私は思うように動けないから、お姉ちゃん(あたし)が
  動いてくれて、だまーって見てるだけ(笑」

 「うん、大丈夫だよー。
  ゆっくりやっていくからさー」

 「そうだねぇ。もう少し落ち着いたら、また顔出してね」

 …呼ぶな。が本音でしたが、そうもいきません。
社交辞令とかなんかあるんだろうし(笑

 電話が終わったかーちゃんから話を聞いたところ、
予想通りのご意見だそうで。

 「部屋もいい加減片付けないと、すっきりしないでしょ」

 「物が多すぎるから片付かないの。だから捨てないと」

 「私が行って、どんどん捨ててあげるから。
  全部見て、整理してあげる」

 「近いうちに顔出そうと思ってるんだけど」

 だからうるさい。
そりゃまあ、隠居生活されてる方なので、ヒマなんだろうとは
思うけどさ…
人の家を引っ掻き回さないでください。
とても片付いているという状況ではないんですが(笑@実家
生活する分には特に支障はありません。
ゴチャゴチャが気になるくらいです(笑

 姉2が気になるのは、かーちゃんの私物。
とにかく覗きたくて覗きたくて仕方がない。
それはもうあからさまにわかってます。
もちろん、「これはいらないよ。持ってても仕方ない」と
捨てることを推奨しておき、「私は使うから」と持ち帰る気です。
と言っても、かーちゃんはあんまり財産をお持ちではないです(笑
貴金属とか興味なさげだし。あるものといえば、洋服くらいですかね。
「こんな身体になって、おしゃれなんて必要ない」と
おっしゃったことを考えると、それを狙ってる様子。@姉2
 姉2は、安いものを着ている雰囲気はないです。
ないんですが、一目見て、「オバチャン専門店で調達したか?」と
思うようなデザインの服を着ています(笑
 うちのかーちゃんは、そんな格好してたら、
娘に激しくダメ出しされますので(笑@特に妹
洋服を買う時は、あたしか妹のどちらかと出かけます。
安物ばかりですが、ハデになりすぎず地味ではない格好を
心がけさせてます(笑

 これを狙ってるんです。
姉2には娘がいるものの、親と一緒に出かけるときは、
お財布を持ってもらう時=お金目当て。
それもうっとうしい姉2。
 かーちゃんが娘とお出かけすることを、
「親娘べったりで甘やかしすぎ」と言いますが、
親娘で出かけてるって、甘えてるって言いますかね?
"仲がいい"でいいんじゃないかな、と思うんですが…
 わかった。結局、羨ましいんだ(笑@娘とおでかけできること

 かーちゃんは物を大切にする人で、いろいろとしまいこんでしまうので、
着ていない服が多少@新品
活用してくれる人がいればそれはそれで譲ったりしますが、
姉2にやるこたぁない。それは、自主的に思うことであって、
恩の押し付け(片付けてやってる)の上で、取り上げられる物では
ないと思うんです。
 あいつにやるくらいなら、捨てます(爆

 あとは、部屋が片付かないことには、
姉2が泊まる部屋がないんです@実家
両親の寝室はベッドを入れてしまったことで、今までよりも
狭くなってしまったので、空いていた部屋に
(娘のあたしが家を出てから客間のように使ってる)
細々と物を突っ込んだんですね。これも片付ける予定ではいますが。
まずは、見えるところから片付けなければと思ってるので、
今は居間。次は台所。その次が寝室かな? と、
日常使うところから片付けていくつもりなんですが。
その空き部屋を最初に片付けてもらわなければ、と姉2は
思ってるようです。自分が泊まる部屋がないから。

 もう、この部屋、整理整頓はしようと思ってますが、
物の配置は変えないでおこうかと。
今の状態ではお布団引けないし。
人は泊まれないけど、実家は本家と違うし。人が集まる家ではない。

 ここは、とーちゃんの家であって、
あなたの「妹の家」ではないんです。
あたしたちが生活できれば、それでいい。
そこに自分が当たり前のように生息する場所を作れというのは、
あまりにも図々しいのではないでしょうか。
舅姑が言うのであればともかく(いい気はしないが)あなた、小姑ですよ。

 妹に先週の姉2の行動(家宅捜索)、その際のその娘の言動
(特に咎めることもしなかった)、話してみました。

 「ふーん。もし、自分の親がやったら、
  "訴えられるよ。ってか、訴えるよ、私が"って言ってやるよ」

後ろから蹴り倒すと言ったあたしよりは優しいですか?(笑
 今の病院って、長期入院が難しいみたいですね。@法律

かーちゃんが同室だった、2年半入院されている方。
そう、"カレシ"が毎日マメに面会に来る方(笑
 その方が、転院になるそうです、来週。

 市内の別な病院で、リハビリ施設もあるんですが、
こちらほど丁寧なリハビリを行なってるような気はしなかったが…
(過去に働いてた調剤薬局の門前にある病院だったので)
主に、労災認定を受けた方がリハビリを受けている病院でした。
今の病院は、神経疾患的なリハビリを主に行なっているので、
ちょっと対応が変わってくるのかなー…と思ったりして。
(これは、今の病院のリハビリの先生たちも心配していた)
病気の方の症状は落ち着いているので、もう少し歩行が確実になったら
退院し、リハビリは今の病院に通院すると話していたそうです。

 転院先の病院は、旦那様が入院されてる病院だそうで、
同じ病室というわけにはいかないでしょうが(笑
まあ、旦那様としてはひとまず安心なんじゃないでしょうか。

 ご本人は、ちょっと納得できませんな雰囲気でしたが。
今の病院で、長い入院生活を送っていることもあり、
「慣れ」があるのが一つ。
リハビリの先生たちに信頼を寄せ始めていたこともひとつ。

 そして、旦那様のお膝元だと、"カレシ"と面会できないだろうことがひとつ(爆

 どうも、最後のひとつが一番のネックのようです。

 カレシ と表現してますが、本当にそうなのかは知りませんよ(笑
病院で朝9時〜夜9時まで、びっちり面会してるのを目撃してるだけですし。
手を握り合ってお話してるのを目撃してるだけですし。
向かい合わせに座って、膝と膝を挟むように座ってるだけですし。
そのお相手の男の方の写真とか、引き出しに忍ばせてるのを
目撃してるだけですし。

 …十分か?@カレシ疑惑

 この方、娘さんがいらっしゃって、それを目撃しちゃったんですね。
高校生の娘さんなんですが。
「お父さんだって入院してて、がんばってるんだよ。
 お母さんの心配だってしてるんだよ。
 なのに、お母さんがそんな好き勝手なことしてていいの?
 あんな風に、お父さんじゃない男の人と会ってるのって、気分悪い。
 やめなよ」
と注意されて、
 「子供のアンタに何がわかるのよ?!
  私が誰に会おうと、どういう付き合いをしようと、
  子供のアンタになんかわかるわけないし、言われたくない!!」
と興奮してケンカされたそうです。@病室にて
娘さんは、
「わかった。私はお母さんのところには来ない」
と宣言して、それをひたすら守り、お父さんのところにお見舞いに
行ったり、お休みの日は付き添いされたりしてるそうです。
 そのやりとりを見ていたかーちゃんを含めた同室の方たちが、
「さすがに娘さんがかわいそうよ」とやわらかーく咎めたらしいのですが、
全く聞く耳持たないそうです。

 恋するってすごいの…?
 お見舞いのお返しの品、決まりました。
あとは注文しにいくだけです。
カタログもらってきてー@2ヶ所
 「消えてなくなるもの!!」と親娘で意見が一致したので。
(この辺が血なのかなぁと思った。あたし、結婚式の引き出物、
同じ理由で選んだし(笑)
油のセットにしようかと思っております。(見舞金に応じて)

 手続き関連。

 まずは生命保険会社へ。
入院給付金の受給のため、書類をいただきに行ったんですよ。
 「契約者ご本人でなければ、お渡しできないんですよ…」
うむ…個人情報保護法だったかなんだか。そんな絡みらしい。
ふむ…別に現金を今よこせ、と言ってるわけではないんだが(笑
@書類をくれーと言ってるだけだ
何を持っていけばいいのかわからないので、証書と印鑑、それに、
保険証を持参したんですよね。(身元確認のため)
それでもダメって言われて。後日郵送します、とのこと。
 市内の営業所にお願いしたので、翌日には届きました。
必要事項をとーちゃんに記入してもらい、病院には診断書発行をお願いした。
 今回の病院側の対応はそこそこ早かったです(笑
1週間くらいでできたかなー、診断書。
それを返信用封筒に突っ込んで、送付。
これも、契約者本人が窓口に来ないとダメですって言われてた。
仕事のあるとーちゃんが平日に窓口にいけるわけもないし。
連絡すれば営業社員が自宅まで取りにきてくれるらしいんだけど、
こちらも買い物やリハビリ通院などで留守にしていることもあるし。
郵送でいいやってことで、郵送完了。

 郵便局の簡易保険。これも、入院給付金の受給手続き。
担当職員がとーちゃんの友達とお知り合いで、
とーちゃんの友達から直接かーちゃんが倒れたことを聞き、
こちらから請求するまでもなく、慌てて現れて、
請求に必要になる医師の診断書用紙を届けてくれた。
「こちらが用意できましたら、ご連絡ください」とのこと。
 用意できたので、電話で連絡。その日のうちに来てくれました。

 「魔除けになりませんでしたね…」
なんか、かーちゃんが加入する時に、「魔除けだと思ってー(笑」と
いうような会話をして契約したらしい。
まあ、考え方よね。魔除けになったから、生きてるのかもしれないし(笑

 かーちゃんは右手が不自由なので、文字が書けないため、あたしが代筆。
書類自体は、説明していただきながらの記入だったので、滞りなし。
問題になったのは、身分証明を確認する段階。

 「性別の記載された身分証明書」と限定されたのです。
免許証は性別記載ないですよね。
一番簡単なのは、保険証。でもそれ、とーちゃんが自分の通院のために
持参して歩いてて、その日はたまたま自宅になかった(笑
 あとはー…パスポートかな…と調べてみたところ、
今年の5月中旬で、期限切れになってました(笑
担当職員さんが電話で確認してくれて、期限が切れてからそんなに
日数も経ってないし、それでOKと許可が出たので、
そのパスポートのコピーをお渡ししました。
 2〜3週間で支給になるそうです。

 障害者認定の手続き。
こちらもすべて用意して(病院側から診断書が来るのが遅かったが)
その場で申請完了。
一ヶ月〜一ヵ月半ほど、手続きや審査に時間を要するとのことなので、
気長に待ってみます。

 介護保険認定。やっと終わりました。
かーちゃんは、要支援2。
予測どおり、要介護はつきませんでした。
(自力歩行ができる場合、要介護がつくことは難しいとの話を聞いていた)
介護用品の購入などに大いに活用させていただこうかと(笑
 あーそだ。
自宅改修などを事前にやりたいので、認定がおりていない段階で
いろいろ動きたいんです、とお願いして、引き受けていただいた
事業所に連絡しなきゃいけないの忘れてた…
 要支援認定になったので、担当事業所はそちらではなく、
一番最初に説明を受けた、包括支援センターという場所になります。
あたしはこちらの担当職員さんの方が話はしやすかったので、
その点はラッキーだったのかな。


 バタバタ動きましたが、ある程度の目処が立ってきました。
これでもう、頭使うことない…日常生活だけどうにかすりゃいい…
と思うと、ちょびっと気は楽です。
 落ち着かない原因。
 土曜日の姉2&その娘襲来のため、体調を崩したことも含め、
いろいろと予定がズレ込んだ。
とーちゃんに、会社関連の書類作成を頼まれていたのだが。
期限までは数日あるものの、週末に終わらせておこうかと思ったのに
それすら終わってない…
 人に頼まれたことって、いつまでもダラダラ残しておくのも
気持ち悪いし、見舞いという名目で家宅捜索の上、
遊び倒した挙句、お土産まで持って帰ったヤツラが悪い。
(見事な責任転嫁)

 昨日は日曜日なのでリハビリ休みでした。
(でも、家の中でチマチマ動き回ってたかーちゃん。
洗濯もしてたし、台所の洗物もしてたし(笑)

 本日、予想されたことがあった。

土曜日に姉2・その娘との待ち合わせは、病院だった。
リハビリが終わるだろう時間くらいを待ち合わせにしたのだが、
混んでいたので、かーちゃんのリハビリが終わっていなかった。
20〜30分程度で終わる内容だったので、先に着いたあたしは
見学しつつ待っていたら、姉2・その娘が到着。

 場所こそ離れているものの、姉1もリハビリを受けていた。
初期のかーちゃんと比べると、全然大したことがないけれど、
歩き方も見た目でわかる不自然なところがあるし、
右手に多少の麻痺もあるらしく、短時間ですが、毎日リハビリ
してるそうです。

 このままじゃ、バッティングするんじゃなかろうか…

そんなところに、見事に到着してしまった。

 ま、いいや。バレたならバレたで。
というとても意地悪な気持ちがあったので、
当たり前のようにリハビリ室にご案内してみた(笑

 姉2の娘がリハビリ室内に入ってきたところ、
ばっちり目があったそうです、姉1と(笑
咄嗟に顔を背けて柱の影に隠れた姉1。
 「あそこまで露骨にされたら、"あら?"と思った程度でも、
  絶対疑うよ(笑」
と後ほど姉2の娘は話していた(笑
あたしは、親子だなぁと思った。
姉1の娘は、姉1が入院した日、廊下でかーちゃんを見かけて、
咄嗟に鞄で顔を隠した。そんな怪しげな動きしてたら、
気にしてなくても気になるだろ(笑

 姉2は、姉1の姿を確認しておらず、
 「いるの? あっちに? 声かけてこようかな?
  いいよね? たまたま来たら、たまたまいたんだもん?」
…知ってるよ…わざわざ病院を待ち合わせ場所にしたのは
(目的は家宅捜索だったんだし(笑)
姉1がリハビリを受けていることを知っていたから、
もしかしたら会えるんじゃないだろうかって思ってたからでしょ(笑
 姉2の娘は、
 「やめなって。あそこまで露骨に隠れたってことは、
  そのくらい会いたくないし、知られたくないんだって」
などと言って止めてましたが、声かけたくて仕方がない姉2。
うっとうしいので、
 似てる人がいるなーと思って歩いてきてみたら、あら?!
って言ってみたらー? 偶然なんだからしゃーないっしょ(笑
と、送り出してみました(笑

 結局、姉1は逃亡してしまっていたので、会えなかったのですが。

 「月曜日、リハビリに行ったら、絶対聞かれるよね。
  "アンタ、知ってたんでしょ?""とか、
  "アンタ、話したの?!"とか」

かーちゃんはそう予想していた。

 本日はいつもよりも少し遅い時間にリハビリに入ったかーちゃん。
そろそろあたしが迎えに来る時間だわーと思ってるところに
姉1がやってきて、リハビリをこなした後、話しかけてきたらしい。

 「アンタ、姉2が来るの、知ってたんでしょ?!」

予想通りで笑い出しそうだった、とかーちゃんが言ってた(笑

 「知らないよー。家に行ってくれたみたいなんだけど、
  いなかったから、リハビリだと思って病院に寄って
  くれただけだよー?」

 「家に寄っていったんでしょ、あの後。
  私のこと、何か話してた?」

 「"似た人がいたんだけどなぁ"って言ってたけど、
  私は知らないよって話しておいたけど」

 「姉2の娘ちゃんと目が合ったんだよね。
  だから、まずいと思って、隠れちゃったんだけど、
  よかった。バレてなかったのね」

…"目が合った"んなら、バレてるんじゃあ?(笑

 その後、姉1の娘・孫もやってきて、同じようなこと
聞かれたらしいです。

 あたしがかーちゃんをお迎えに行ったのは、
本当に見事に入れ違いになっちゃって、
誰一人姿を見てないんですが。

 「そんな身体で、外出歩く気?」
と、聞かれたことがあったそうです。
かーちゃんは、今現在は外の出歩きは許可されてないんですが
追々許可になりそうです。
(でも、たまーに買い物とか行っちゃうんだけどね(笑
付き添いはついてますよ)

 どうも、姉1の感覚としては、
「障害は恥ずかしい」という認識のようです。

 …恥ずかしいかなぁ?
自分がなった時に、かーちゃんのように外に目が向くかどうかは、
あたし自身は自信ないんだけどさ…
でも、「恥ずかしい」って気持ちではないんだよね。
くらーくなりそうな気分って意味で(笑

 姉1は、かーちゃんが倒れた直後、
 「障害は、病気と違うからね。本人のせいじゃないの。
  だから、お母さんのこと、見捨てないでね」
って殊勝なことおっしゃったんですよ。
見捨てるなんて言ってねーってよ(笑@家族のあたしたち

 でも、ここまで露骨に「そんな身体で」とか言ってることを
考えると、もう、その発言の時点で、
障害者のこと、かーちゃんのこと、すでに見下してたのよね…?

 ヽ(A`*)ノムヒョォォォ いじめてやろ。

 あたしは、理不尽ないじめはしません。
今まで言われたことを、ご丁寧にお返しするだけです。

 「家族なんだから、お世話は当然」
 「娘なんだから、仕事辞めてお世話しなさい」

あたしやかーちゃんが言われたセリフ。
そっくりそのまま言い返してやろうと思ってます。

 というのも、遠まわしになんですが、
「毎日リハビリに送ってくれるのね、みいちゃんが。
 うちの娘は働いてるし、毎日は無理。
 みいちゃんの車なら大きいから、1人や2人増えても乗れるし、
 いいよねー。お宅とうちなら、病院まで通り道みたいなもんだし」
などとおっしゃったからなんです。

 なぜ素直に「お願いできないかしら」と言えないんでしょうか。
こちらから、「乗せていってあげましょうか?」と
なぜお伺いを立てなければならんのか。

 まあ、素直に「お願いできないかしら」と頭下げてきたら、
きちんと対応しますよ。

 いやです。って(爆

時給78円

2006年7月1日 患者
 0が足りない。
とかではないですよ。@タイトル


 本日は土曜日なのでかーちゃんのリハビリは午前中のみ。
朝早く受付済ませようねーなんて話してた。
とーちゃんは昨日の夕方から釣りに出かけてしまっていたんだけど、
夜釣り→そのまま帰宅で、朝6時には帰宅したらしい。
あたしのだんなが出勤した8時頃、実家に行ってみると、
すでに睡眠に入っていた。
かーちゃんに聞いたら、「朝ごはんはお父さんが用意してくれた」
ってことで、終了してた。
 身支度を整えて、8時半頃には出ようかーなんて、
お茶とかすすってたら電話が鳴る。

 出てみると、姉2でした。
ぐあー…出てしまった…何のためのナンバーディスプレイ…
あたしってばばか…

 前日の夕方。
かーちゃんがリハビリを終える頃、あたしはお迎えに行っていて、
その時間帯に留守電が入っていた。
姉2からで、「明日、土曜日はリハビリはあるの?」という
お伺いの内容。 娘が休みなので、様子伺いに行こうかなと
思ったらしい。

 来るな。
が、あたしとかーちゃんが一致した意見だったので(爆
お返事もせず、明日の夕方とかに気が付いたことにして電話だけ
しとけばいいよねー。とか言ってた(笑

 朝の電話も「行きたいんだけど」という内容。
今日はリハビリあるよ、と伝えたんだけど、「午後からは?」
あたしが断るより、かーちゃんが断った方がいいかなと思って。
適当に、午後からは買い物に出るとでも言っておけ、と
電話を代わった。

 「午前中はリハビリ。お昼くらいまでかかるんだ。
  午後からは、ちょっと買い物に行こうと思ってるの。
  …ううん、お姉ちゃん(あたし)の付き合いじゃなくて、
  私の肌着とか見てこようかなーと思ってね」

 どうやら、

 「それ、今日じゃなきゃだめなのかい?!」

と言われたらしいです。そういう言い方されちゃうと、
「いや、そういうわけじゃ…」と言ってしまうじゃないですか(笑

 「家、散らかってるよ…」と抵抗を試みるも、敗退。

 「家には行かない。お昼に終わるなら、病院で待ち合わせて、
  お昼でも一緒に食べよう。みいちゃんにも言っておいてね」

そういうお約束ならまあいいか、と。
 家に来られるのがうっとうしい。
室内探索されるからね…散らかってるのも真実だからね(笑

 病院にかーちゃんを送っていって、受付を済ませたけど
開始時間までもう少しあった。
でも、リハビリって、毎日通う人は顔見知りになるのね(笑
知り合いがいて、待合室で楽しそうに話してたから、
あとで待ち合わせの時間に来るからね、と帰宅。

 とーちゃんが起きてた。
「姉2が娘とやってくる」と伝えると、

 「俺、逃げる。うるさいから、イヤ」

と、とっとと逃げてしまった…
ヾ(。`Д´。)ノ彡 ズルーイ

 天気がいいので、お洗濯。
しながら、お掃除。んもう…他人が来るってうっとうしい。
(約束もしてるので、長居はしないかもだけど、信用ならないし、
ちょっとは顔も出すでしょうと思ったので、お掃除・お片付け)
 パタパタ動いてたら、待ち合わせの11時近く。
慌てて病院に向かう。

 まだリハビリが終わってなくて、リハビリ室に入り込んで見学。
(この病院は、リハビリ見学可能。ジャマにならなければね(笑)

 姉1がリハビリしてた。
入院してから、歩いてるのを初めて見たけど、
ちょっと麻痺が残ってる感じ。歩けるんだけどね。
腕の方はよくわからないけど、リハビリ内容は腕だったので、
多少は麻痺してるのかなー。

 とかなんとかしてたら、姉2・その娘が到着。
リハビリ室に入れるよ、と玄関でお出迎えして、一緒に室内へ。

 娘が、姉1と目が合ったそうだ。
姉1、咄嗟に顔を隠した、とかで(笑
姉2がその話を聞いて、そちらの方向に歩いて行ったけど、
すでに逃亡後(爆
 そこまでして知られたくないんだなぁと思った。

 リハビリが終わって、これからどうしようか、と。
病院の近くには、食べ物屋さんはそこそこある。(所詮田舎町だが(笑)
そのうちのどれかに行くんだろうなーと思ってたんだけど。

 姉2の娘、またゆでたまご持ってきてました。
今回は、生たまごも持ってきてました。
…本日は暑い。車内に何時間も放置していい代物でもない(笑

 一度自宅に寄って、たまごを降ろしてから出かけよう。と
言うので、家に帰りました。
お前ら、そこまでして家に入り込みたいのか…

 自宅について、11時を少し回った所。
一息ついたら、

 「お昼、とろう!! 何食べたい?!」

(ノ゜?゜)ノハウッ どっか食べに行くんじゃないの!?

 結局、出前を頼みまして。
あたしは、780円のランチメニューを頼んだのですが。

 それから午後10時まで。
11時間軟禁。 お昼休憩があったとして、実働10時間。

 時給78円で拘束されました。
どこの低賃金の国の人間がこんなお金で働くかーーっっ
ムッキィ!! ノ`⌒´)ノ ┫:・’.::・┻┻:・’.::・

 とーちゃんは7時過ぎに帰宅。
(今日は、かーちゃんをお風呂に入れようと思ってたらしい)
まさか、目の前でくつろいでる人を追い出すわけには行かず、
一緒に飲み始めて接待し。

 だんなには「クソババが来るー。クソ娘も来るー。来るなっ」と
報告メールを午前中のうちにしてしまったので(笑
帰宅した午後9時半に、まさかまだ滞在してるとは思わなかったらしく、
思わず笑ってしまったようだ。(愛想笑いとかではなく)

 「何? ずっといるの?今日、泊まってくの?(笑」

と、ボソッと台所で夕飯の準備をしていたあたしに聞いてきた(笑

 10時に腰を上げてすぐ、かーちゃんは「疲れた」とベッドへ。
本当に疲れたと思う。
今日は暑かったし。ずっと起きてたから。
 まだ本調子じゃないこともあるし、疲れやすいこともあって、
睡眠を取るわけでないんだけど、身体を横にしたりしてるのね、毎日。
10分とか15分程度だったりはするんだけどね。
 それが一切なし。
しかも、ずーーーーーーーーーーっと話しっぱなし。
疲れて当然だ…

 とーちゃんも察したのか、

 「お前も疲れたろ。もういいぞ。台所は俺が片付ける」

と珍しく気を遣ってくれました。
そのくらいに、姉2とその娘の勢いはすごい(笑

 台所は片付けてあったし、後は、テーブルに残ってるものだけ
だったので、明日片付けるから、台所に下げておいてねーと
伝えて、気遣いに甘えてみました。
 頭がピシピシいうの。左耳だけに耳鳴りがするの。
自宅に帰ってお風呂入って一息ついたら、耳鳴りは治った。
多分これ、ストレスだよね?(笑@時給78円だからかな(笑

 姉2のお話は、孫自慢。
 その娘のお話は、息子嫁候補の悪口。

 20歳になったばかりの息子が、彼女と同棲開始。
すごく反対したんだけど、息子は言うこと聞かない。
その嫁候補も気に入らない。
 「子供ができるようなマネはするな、注意しろ!!」と
言ってはいるが、
 「子供を生むなら、女の子、絶対!! じゃなきゃ、認めない!!」
って言ってるんだってさ。

 この娘(あたしの従姉ね)は、22歳で結婚してるんですが…
記憶違いじゃなければ、21歳には婚約してたはずなんですが…
その時で、1年くらい付き合ってたって聞いたんだけど…
今の息子とどう違うんだろう?"同棲"という事実が違うわけ? 
20歳も22歳も大して変わらない気がするのー(笑

 でも、さすがに「女の子じゃなきゃ認めない!!」なんてさぁ…
咄嗟に、
 すごーい。姑がいるーっ すんげぇ姑根性だーっ。
って言っちゃったよ。
素直な感想だったの。こんな露骨な姑性質の人、見たことなかったから(笑

 この従姉を姑に持つだろう息子の嫁さん(息子は二人いる)は、
将来大変だろうなあ…と漠然と思った(笑

 ああ、もちろん、家宅捜索もしていきましたよー(笑
しかも、かーちゃんがトイレに立った隙にね。
全室見て行きました。台所も脱衣場も覗いていきました。

 「物が多すぎる!! 私が来て、片付けてやる!!
  ぜーんぶ、捨ててやるから!!」

だそうです。
 そんなこと言ってる母親を横目に、娘も、
 「ああ、そう。それならアンタが来て、手伝ってやりなさい」
だってさ。

 ばかか、お前ら。
そんな理由で来るなら、二度と家にはあげねーぞ。
 かーちゃんの障害認定の手続きのため、
証明写真が必要だと言うので、写真館に寄って作成。
その後リハビリに連れて行って。

 リハビリが終わるまで1時間半〜2時間程度。
今のうちにお買い物済ませてしまおう。
今日はだんながついてきてくれてるから、重たいもの買おう。
と思ってチョロチョロ(笑

 いろんなところにいろんな申請書類出さなきゃいけないんですけど、
どこに出すにも、「診断書」が必要になる。

 これ、高いんだよねぇ…5000円くらいはする。
いろんなものを受給するためには仕方のない手続きってわかってるんだけど、
目先の出費は結構イタイよ(笑

遅い。

2006年6月29日 患者
 かーちゃんの通院している(入院していた)病院。
事務処理がとにかく遅い。

 普段の受付や会計は滞りなく済んでます。
すごく混んでる時間帯に行ったことがないのも関係してるとは
思うんですけどね。

 かーちゃんは、介護保険認定・障害認定のための書類を
病院に頼んでいました。
正確には、こちらから頼んだのは、障害認定のための書類。
医師の意見書(診断書のようなもの)ですね。
介護保険認定のための医師の意見書は、役所から直接病院へ
依頼されてるはずですので。

 障害認定のための書類は、「2週間ほどかかります」と
お願いした時に言われていました。
 出来上がったのは、本日。
お願いしたのは、5月末だったんですけど…?

 更に言うと、5月末に申請をして、通常であれば1ヶ月ほどを
有する介護保険認定。
今現在、認定がおりてないです。
 申請をした後、調査に入り、審査にかけられ、認定。
この手順ですが、調査までしか終わってないんです。
審査にかけられていない。
医師の診断書が用意されていないから。 というのが理由でした。
(そのため、認定までさらに1ヶ月延びてます)

 他には、簡易保険・生命保険の入院給付金を受給するために、
診断書が必要で。
簡易保険用の物は、2週間ちょっとかかったかな。
生命保険用の物は、これからお願いするんですが…

 時間がかかるのは仕方がないかと理解はしてます。
かーちゃん一人が患者なわけではないし、医師は多忙。
その点は、責めるつもりはないんですが。

 それでも、「2週間程度」と聞いていたものが
1ヶ月以上かかるのはどうなのかと思ってしまう。
介護保険認定に関しては、「通常1ヶ月ほどかかりますよ」と、
病院側でも説明を受けていた。
つまり病院側としては、申請から長くても1ヶ月以内には
審査があることは、承知しているはずなのだ。

 すごく迷惑。
とっとと仕事してくれよって気分。

 あと、病院に関して。ちょこっと気になったこと。
今の病院は、脳外科・脳神経外科の看板を掲げていて、
リハビリテーション科も持ってます。
脳疾患による麻痺等の患者さんが主にリハビリを受けてます。

 「杖」が倒れないような工夫がされてないんです。
受付なんですけどね。
全員が杖をついてるわけではないし(車椅子の方もいるし、
歩行はまったく正常な方もいるし)
かーちゃんがたまたま杖を使っているから気になったんですけど。
引っ掛けるところとか、立てかけるところとか。
 この病院に限らず、「リハビリテーション科」がある以上、
杖歩行の患者さんもいるだろうことは考慮されてもいいんじゃないかなって
思ったりした。
杖を落とす・倒すなどしてしまえば、自分では拾えないかーちゃん。
(しゃがむことはできない。無理すればできるのかも(笑)

 まあ、受付事務員が、その場合に「どうぞ」と拾ってあげるなり
なんなり行動してくれればそれでいいことなんでしょうけどね。
ここの受付の人、かーちゃんが杖倒したの見てても、
知らん振りでしたよ。
(あたしは入口で車からかーちゃんを降ろし、駐車場に車を止めて、
かーちゃんには先に受付をするように話していた)
ちょうど玄関から入ったところが、杖を倒してしまった時だったので、
あたしが拾いましたが。

 化粧に命かけてる場合じゃないだろう。
(はがれそうな化粧をしている事務員Aさん。
 付け睫毛が怖いです。 やりすぎだと思います)

 「自分がなってみなければわからない」
つくづくその言葉を理解するわけなんですが、
医療関係に就く以上、その点はもう少しだけ、
患者さんの立場で考えられるように柔軟な頭くらい持って欲しいなぁ。

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