今度は青色

　保険証が届いた。
前の会社の時はピンク色だった。
でも今回のは青色。　これ、何か関係あるんだったかなぁ。
保険者によって違うものなんだったろうか…
毎日のように見ていたはずの保険証なのにねぇ＠仕事で
そんなこともｻｯﾊﾟﾘになってる。
でもｵｲﾗが触ってたのは紙だからな(笑＠保険証(今はカードですね)


　個人情報保護シール　というのが一緒についてきた。

「このシールは、臓器提供意思表示欄に記入した後、
　上から貼り付けて使用することができます。」

と書いてありました。
保険証の裏には、選択肢が３つ並んでいて、

　1　脳死の判定に従い、脳死後提供

　2　心臓が停止した死後提供

　3　提供しない

という内容でしたが。
これが臓器提供意思確認に使われるってことなんですかね?
(臓器提供カードみたいなのがあったよね?　あれはあれであるのかな)


　だんなと二人で考えてみたけど、多分、３を選択するんじゃないかなぁと。
提供はしません、きっと。

　正直ね、わからないというのが本音なのね。
自分が死後、家族の同意も必要だったと思うんだけど、
死んでしまった自分がどう思うかってことじゃなくて。
周りにいるだろう人がどう判断するか、どんな気持ちでいるかってことじゃないかな、と。
あたし個人は家族が意思表示していても、家族としては同意できないと思う。
(妹が確か、すべて提供しますというカードを持っていたと思うが)
なんというかねぇ…死んでしまったとしても、そこに残るのは家族の身体で。
そこへ必須でもないメスを入れてくださいってできるかなぁと。

　それで助かる人がいるのも現実で。
だから難しいよねぇ。
誰のでもいいよっていう臓器ばかりではなく、
身体の年齢とかも移植の条件になってくるから、
できるだけ多くの人が提供の意思がある方が、可能性も上がるんだけどねぇ。
　うーん…

あ、提供はしないの選択肢を選んだら、その代わり、
自分も望めないとは思ってる＠提供を受ける側
今現在、健康体だからだって言われたらそれまでなんだけどね。
でも、あげたくないけど、自分にはちょーだいねとか口が裂けても言えないよね(笑


　そんなような話を、だんなとしました。
結局、夫婦で「提供しない」を選択するかな。

　その時に愛情が残ってるかどうかは不明だけど、
相手の身体にメスを入れる判断をしなきゃいけない→自分としてはイヤ。
でも相手は望んでいた(提供意思)→でもでも…うううーーん…
ってなって、悩むのはイヤなんで。


　自分たちがもっともっと年を取って、
だんななり自分なりが病気をしたりして、こういう治療も選択肢に入るようになったら、
また意思が変わるのかもだけど。
(相方を助けてもらえたから、自分の身体も役に立つならとかね)
現段階では、最期の時にあるかもしれない残された者の苦悩を取り除く選択をしてみました。