かーちゃんがICUにいた時、
隣のベッドに、おばあちゃんという年齢の方がいました。
この方、とーちゃんの知り合いの身内の方で。
母親の妹、と言っていたので、その方から見て、叔母ですね。
「かあさんの妹なんだ」ととーちゃんには言ったらしいんですが
うちのとーちゃんは、奥さんのこと=かあさん だと思ったらしく(笑
奥さんの妹にしては老けてるな…と思っていたそうだ。
「普通、親の妹って言うなら、ババの妹、とかよ?
かあさんって言ったら、奥さんだと思うだろ?」
いや、思いません。他人に話す時に、嫁さんのことを
「かあさん」と言う人は、結構少ないと思う(笑
妻とか嫁とか家内とか言いませんか?(笑
その患者のおばあさんは、
あたしのかーちゃんが倒れる2日前に、
「めまいがする」「具合が悪い」などの症状で
病院に来て、そのまま入院・意識がなくなったそうです。
でも、次の日には目を開けたんだって。
あたしのかーちゃんが運ばれたその日は、
簡単な会話もしていたし、その次の日には、
「お腹空いたー。入れ歯!! 入れ歯がないとご飯が食べれない!!」
と、騒いでおられました。
おお…元気じゃ…と思って、カーテン越しに声を聞いていた(笑
とーちゃんの知り合いの方とは、
廊下などで一緒になることもあったので、
その奥様が、あたしたち娘に声をかけてくださってました。
「お母様、どうですか?」
その都度、目を開けました、意識が戻ったようです。などと
お話し、まるで自分の家族のことのように安堵してくれて
喜んでくれた奥様で。とーちゃんの知り合いの方も、
声をかけてくれますし、遠目にすれ違った時は、
軽く笑顔で会釈をしていました。
ただ、不思議だったのは、
どう考えても、かーちゃんよりも元気だったICUの
その患者さんは、あたしのかーちゃんがICUを出た後も、
ICU内にいたのです。
ふむ…年配だから、大事をとって、なのかな…
それとも、他に持病でもあって、その絡みで出られないのかな…
などと、あたしら家族は話していたんですが。
昨日、少し早めの時間に、とーちゃんの知り合いの方と
廊下で顔を見た時に、軽く会釈をして。
歩いていった方向が、どうやらICU内ではない様子だったので、
個室に移ったのかな?と思ってまして。
夕方、その奥様と、娘さんかな?が、二人でいらして。
あたしのかーちゃん、廊下側のベッドなので、
あたしらがいると、廊下の人は気がつく。
奥様が気が付いてくれて、声をかけてくれました。
「お母様、どうですか?」
はいー。意識も戻りましたし、反応もよくなってます。
「あら、よかったー。 会話なんかされるんですか?」
ええ。少しずつですけど、意思疎通ができる感じに。
「よかったぁ… よかったですねっ」
ありがとうございますー。
「あの、麻痺なんかは出てらっしゃるの?
どこも、心配ない感じ?」
いえ。右手・右足は、だめみたいですねぇ…
完全に、ではないみたいなんですけど…
「あらー…そうなんですか…
でも、右でよかったですねぇ」
? 右は利き手よね? 普通…と思って聞いていた。
「左は、危険らしいですよ。
うちの叔母は、左に出てしまって…」
え? だって、あんなに元気になってたし…
「お母様は、どんな症状で?」
脳出血です。
「そうなんですか…叔母は、ICU内にいるうちに、
くも膜下出血になってしまって…
左側に麻痺が出てしまったんですよ。
今はもう、心臓も、機械で動かしてる状態で、
それもいつ止まってもおかしくないからって、
家族の付き添いを先生から指示されてね。
それで、交代で」
えー…じゃあ、今もICUですか?
「ううん。ICUの奥に、個室があるの。そちらに。
夫が今は付き添ってるので、お弁当持ってきたんですよ。
付き添いと言っても、意識もありませんしね。
ずーっとベッドの隣にいるわけにも行かないし(笑
こうやって、みんなで交代しながら、
食事も、個室の外で済ませたりしてて…」
…大変ですね…
「ねぇ…ほんとに(笑 いや、でも、本当に、お母様、
よかったですねぇ。 リハビリ次第で良くなりますよー」
ありがとうございます。
あの、家族の方が倒れないように、気をつけてくださいねぇ。
「ありがとうございますー。 では」
という会話をしました。
そっか…ICUにいても、くも膜下出血を防ぐことが
できるわけじゃないんだ…
この患者さん本人の家族って、いないのかなぁとも思ってた。
甥夫婦が面倒を見るって、不思議かな、と。
普通、娘や息子よねぇ?
もしかして、独身の方なのかしら? と思ったり。
まあ、確認する機会はないんですが。
隣のベッドに、おばあちゃんという年齢の方がいました。
この方、とーちゃんの知り合いの身内の方で。
母親の妹、と言っていたので、その方から見て、叔母ですね。
「かあさんの妹なんだ」ととーちゃんには言ったらしいんですが
うちのとーちゃんは、奥さんのこと=かあさん だと思ったらしく(笑
奥さんの妹にしては老けてるな…と思っていたそうだ。
「普通、親の妹って言うなら、ババの妹、とかよ?
かあさんって言ったら、奥さんだと思うだろ?」
いや、思いません。他人に話す時に、嫁さんのことを
「かあさん」と言う人は、結構少ないと思う(笑
妻とか嫁とか家内とか言いませんか?(笑
その患者のおばあさんは、
あたしのかーちゃんが倒れる2日前に、
「めまいがする」「具合が悪い」などの症状で
病院に来て、そのまま入院・意識がなくなったそうです。
でも、次の日には目を開けたんだって。
あたしのかーちゃんが運ばれたその日は、
簡単な会話もしていたし、その次の日には、
「お腹空いたー。入れ歯!! 入れ歯がないとご飯が食べれない!!」
と、騒いでおられました。
おお…元気じゃ…と思って、カーテン越しに声を聞いていた(笑
とーちゃんの知り合いの方とは、
廊下などで一緒になることもあったので、
その奥様が、あたしたち娘に声をかけてくださってました。
「お母様、どうですか?」
その都度、目を開けました、意識が戻ったようです。などと
お話し、まるで自分の家族のことのように安堵してくれて
喜んでくれた奥様で。とーちゃんの知り合いの方も、
声をかけてくれますし、遠目にすれ違った時は、
軽く笑顔で会釈をしていました。
ただ、不思議だったのは、
どう考えても、かーちゃんよりも元気だったICUの
その患者さんは、あたしのかーちゃんがICUを出た後も、
ICU内にいたのです。
ふむ…年配だから、大事をとって、なのかな…
それとも、他に持病でもあって、その絡みで出られないのかな…
などと、あたしら家族は話していたんですが。
昨日、少し早めの時間に、とーちゃんの知り合いの方と
廊下で顔を見た時に、軽く会釈をして。
歩いていった方向が、どうやらICU内ではない様子だったので、
個室に移ったのかな?と思ってまして。
夕方、その奥様と、娘さんかな?が、二人でいらして。
あたしのかーちゃん、廊下側のベッドなので、
あたしらがいると、廊下の人は気がつく。
奥様が気が付いてくれて、声をかけてくれました。
「お母様、どうですか?」
はいー。意識も戻りましたし、反応もよくなってます。
「あら、よかったー。 会話なんかされるんですか?」
ええ。少しずつですけど、意思疎通ができる感じに。
「よかったぁ… よかったですねっ」
ありがとうございますー。
「あの、麻痺なんかは出てらっしゃるの?
どこも、心配ない感じ?」
いえ。右手・右足は、だめみたいですねぇ…
完全に、ではないみたいなんですけど…
「あらー…そうなんですか…
でも、右でよかったですねぇ」
? 右は利き手よね? 普通…と思って聞いていた。
「左は、危険らしいですよ。
うちの叔母は、左に出てしまって…」
え? だって、あんなに元気になってたし…
「お母様は、どんな症状で?」
脳出血です。
「そうなんですか…叔母は、ICU内にいるうちに、
くも膜下出血になってしまって…
左側に麻痺が出てしまったんですよ。
今はもう、心臓も、機械で動かしてる状態で、
それもいつ止まってもおかしくないからって、
家族の付き添いを先生から指示されてね。
それで、交代で」
えー…じゃあ、今もICUですか?
「ううん。ICUの奥に、個室があるの。そちらに。
夫が今は付き添ってるので、お弁当持ってきたんですよ。
付き添いと言っても、意識もありませんしね。
ずーっとベッドの隣にいるわけにも行かないし(笑
こうやって、みんなで交代しながら、
食事も、個室の外で済ませたりしてて…」
…大変ですね…
「ねぇ…ほんとに(笑 いや、でも、本当に、お母様、
よかったですねぇ。 リハビリ次第で良くなりますよー」
ありがとうございます。
あの、家族の方が倒れないように、気をつけてくださいねぇ。
「ありがとうございますー。 では」
という会話をしました。
そっか…ICUにいても、くも膜下出血を防ぐことが
できるわけじゃないんだ…
この患者さん本人の家族って、いないのかなぁとも思ってた。
甥夫婦が面倒を見るって、不思議かな、と。
普通、娘や息子よねぇ?
もしかして、独身の方なのかしら? と思ったり。
まあ、確認する機会はないんですが。
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