初・調剤薬局勤務 その35
2006年3月12日 過去 コメント (2)そのおじさん薬剤師のお母様は、
ほぼ毎日(確実に毎日、というわけではなかったけども)
先生が勤務中に電話をよこし、「ハイハイ」と簡単に
受け答えされて電話を切られていた(笑
それがある日、なんだか様子が変みたいだったんだよね。
普段は一度電話がかかってきて「はいはいだいじょぶ」と
電話を切ってしまえば、もう一度かかってくるなんてことは
なかったのに、その日は何度も何度も…
なんでもなければいいけど、いつもと違う様子に、
先生もちょっと困ってた。
"あまりに電話もくるし、先生、帰ってあげたら?"
薬局長代理がこのように提案し、「申し訳ない」と言いながらも
おじさん薬剤師は、帰宅されることに。
「これから帰るから」と電話を入れてから退社されたのですが
お母様は聞いていなかったのかなんなのか(笑
その後も電話きてたんですよね。
○時頃帰られたので、自宅には、○時頃つくと思いますよーと
お答えしてたんですが。やっぱり何度も(笑
(車で通勤されてるとしても、10分じゃつきませんな(笑)
薬局長代理が電話に出て、ご説明を試みる。
なんとかわかっていただけたようだ。
"お母様、お身体の方は大丈夫ですか?"
「はい。おかげさまで、大丈夫です」
この受け答えで、また揉め事に。
"大丈夫だって言ってた!!
先生は、母親の調子がすごく悪いって言ってたのに!!
だから今日だって、帰っていいよって言ってあげたのよ!!
でも母親、自分の口で、大丈夫って言ってたよ!!
ホントは大したことないんじゃないのーっっ?!"
薬局長代理、大騒ぎですよ。
でもなあ…母親が調子悪いからって、休んでるわけじゃないし
(その日は早退したけどさ)
母親を病気にして、何のメリットがあるというのだ。
事務員で一番若い女の子(初期メンバーの子。新人ではなく)が
「先生のお母さんは、"頭の方の調子が良くない"(痴呆)って
言ってたじゃないですか…
そのお母さん相手に、相手の言ったこと、全部鵜呑みに
しちゃうのもどうかと思うんですけども(笑」
と忠告したにも関わらず、薬局長代理は聞く耳持ちません。
次の日、出社してきたおじさん薬剤師は、
みんなに頭を下げて、「迷惑かけました」って。
みんな、「お母さん、大丈夫ですか?」と聞いたにも関わらず、
薬局長代理だけは、
"お母さん本人は大丈夫って言ってたから、大丈夫なんでしょ?"
って感じのイジメ開始。
僕の好意に甘えて、嘘ついてるなんてどういうこと?!
という怒りのご様子でした。
コメント
先生のお母様のお話・・・他人事には思えず・・・
人には元気じゃん!!って見られるのはなぜでしょう?
痴呆かな?って姑の行動に不安を持っている今日この頃
ですが、人からは「おばあちゃん、元気ジャン!!」
って必ず言われるんですよね・・・
ただ、隣のお姉さんは「ちょっとかわった??」とか
気がつかれましたけど・・・
「あんたのお母さん、私に5千円の借金してるの、返して!!」と言ったそうで・・・5千円の借金はありえないので・・・(100円のするめいかか、150円のキャラメルの買い物しか頼まれなくて、必ず現金を次の日に持ってくるのを目撃しているので、5千円もつけがたまる事はありえない)
年寄りが元気だと答えたり、元気そうにみえても
家族は心配だったりして、仕事に支障が出ると、無理解な人もいるんですよね・・・。
目に見えておかしいと思えることって少なかったりするんですよね。
高齢の方だったら、物忘れがひどくなったのかなー?くらいだったり。
とにかく、病気したりして、見た目にも「病人」であれば
他人様からの理解も得られたりするんですが(^ ^;)
仕事への支障は、程度もありますが、
周りの協力でどうにかできるのであれば、
そうしたいと思いますよ。
だって、自分がその立場だったら、してほしいって
思いますもんね(笑
もうとにかく、この代理の先生って言うのが、
重箱の隅を突っつくタイプで…見苦しかったですよ。
好きで親を痴呆にしてるわけじゃねーんだぞ、と。