婦人科勤務 3

2004年8月2日 過去

あたしが勤めるずーっと前、何年も前、
もしかすると10年単位で前。くらいは、
「産科」も併設していた病院。
お産もやってたんだけど、
医者が一人で、先生はもうお年。
あたしが勤務していたのが、10年前。
当時で80に近い年齢だったと思ったな…
 患者に手が回らないだろうとゆう判断で、
「産科」はすでにやってなかった。
なので、無人の入院病棟があったわけだが…

 覗いたこともない。
建物の2階が病室になってたはずだけど。
ロッカー室は1階にあったし。
2階には、過去のカルテとか、そーゆーのを
放り出してある、と聞いた(笑
 昼間ならともかく、夜の暗い無人の病院内を
ウロチョロする趣味はございません。

 1階には、トイレ・待合室・診察室
診察室の先生の横に採血したりする場所もあった。
あとは、ベッド。エコー診断取ったりするからね。
んで、扉を挟んで、内診台。1つだけだったかな。

 普通の患者は入らない場所には、
従業員が着替えるロッカー室・手術室・休憩室があった。

 手術室には何度か入った記憶がある。
なんで入ったのかはわからん。用事があったのは覚えてる。
大丈夫。手術中ではない。
 手術は、毎週決まった曜日の午後1時と決まっていた。
なので、夜の勤務だったあたしは、遭遇することは
なかったわけで。

 休憩室は、従業員のものではなく、
患者のもの。
手術を終えた患者が、そこで体を休める。
半日入院の処置ですな。
その病院では、妊娠3ヶ月未満の堕胎しかやってなかったので。
(4ヶ月以上になると、入院が必要になる)

 よくある反応としては、
さめざめと泣くんだそうだ。@術後の患者
「妊娠」がわかった直後に、「堕ろしてください」
と平気でのたまうような人でも、さめざめと。

 看護婦は
「誰のせいでこんなことになってるの?!
自分のせいでしょ?! 無責任な自分のせいでしょ?!」
と叱咤する。当たり前だ。もっとゆってやれ。

「処置も終わってしまった以上、
どうすることもできないでしょ?
 だったら、忘れなさい。犬に噛まれたと思って。
ただ今後、不用意な行動は慎みなさい!」
 とゆうフォローも忘れない。

 手術の助手を務める看護婦は決まっていた。
ので、その看護婦さんと夜の勤務が一緒になると、
いろんな話をしてくれた。
当時20歳だったあたしなので、
「簡単に妊娠したらだめだよ。ちゃんと避妊しないとね」
とかゆわれてた。
 ごめん。その頃は全然、妊娠とは程遠い生活してました(笑

 こーゆーところに勤めた結果、
「妊娠する」とゆうことが、「嬉しいこと」ではない、
と認識するようになってしまった。

 これは今でも後遺症なのかもしれないね。
いや、妊娠にはまだまだ程遠い生活してんだけどさ。(何

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