家出＠女は一人でいる方が華がある♪

　さて。
コーヒーゼリーも食い終わりましたので、更新(何
(てか、甘いもの食いすぎ)
(だって、うまいもの。腐っちゃうし。)

　本日の患者さんのお話。
あたしぢゃねーよ。家出してねーよ。
ここはあたしの家。出すならだん(略

　いつもかかられるおばちゃん。
えみこ　ちゃん　60歳代　生活保護受給者

　あんまりいい印象は、ない。
生活保護受給者だとゆうのに、なんだ、その
キンキンギラギラな格好は。
どこからその資金は調達してるんだ、アアン?
　とか聞きたくなるようないでたちでやっていらっしゃる。

　本人はと言えば、話し好きなおばちゃんとゆう程度で、
まあ、多少変わり者の気配は感じられるが、
とてもとても悪印象とゆう人でもないんだがね。

　えみこちゃんは、2週間に一度お薬をもらいにくる。
それが、先週やってきたのに、本日また、やってきた。
「しばらく、地元を離れるの」
とゆう理由らしいが、旅行?　とか思ってたんですがね。
　投薬されるまで、受付のあたしに話しかけてきていた。

　しばらくね、娘のところに行くの。
来月くらいまで、帰ってこないと思うから、薬もらうの。
まだ、前にもらったのも残ってるんだけどね。

　ほー、さいでっか、そーでっか。
と、聞き流し。そりゃ、営業スマイルは忘れませんが。

　もう、男はコリゴリ。うんざり。

はいー?　なぜ、いきなりそんなセリフ?
　だからと言って、「何があった?」とか聞けないわけで。

　投薬の時、薬剤師相手に開口一番、
「だんなをね、捨ててやることにしたの」
だとさ。

　投薬は店長がやったんだけど、苦笑いしながら、
「なんてゆうことを(苦笑)」とかゆってた。

　冗談じゃないの。
本当に、捨てることにしたの。
もうね、病気になったのは、自分が悪いわけでしょ。
自分が勝手に、好きでなったわけでしょ。
　でもこっちは、いろいろ考えるわけでしょう。
相手の身体を考えて、いろいろ本を見て勉強して、
わからないながらも、一生懸命料理して、支度して。
それを、「こんなもの、食えない。まずい」
とか言われたらよ?
　こっちだって、イライラしてきて、お酒だって飲んでしまう。
そうしたら、私の体調も芳しくない…
　あんな病気になったのは、今まで好き勝手に
不摂生してきただんなの自分の責任。
それを、努力して、思いやってる私に対する言葉が
あれでしょう?　あの態度でしょう?
　
　一気にまくしたてるえみこちゃん。
聞いてるこっちが圧倒される。相槌うちたくても、
うっていいもんだかどーだかも迷う内容。

　だからね、捨てることにしたの。
だんなは、障害者認定受けたから、
そーゆー人は、市でいろいろと面倒みてもらえるらしいのね。
食事の世話とかも、全部。
だから、どーにかして生きていけばいいと思うの。
　私は、ひとりになるわ。
女は、一人でいる方がいいの。
なんたって、華があるわ♪

　なんとゆうか、ふっきれたとゆう表現ほどには
さばけていないセリフなんだけど、
がんばって無茶して言ってるセリフな感じがした。
　痛々しかった。

　でも、あれだ。
女って、一人でいる方が華があるっつーのは、
どーなんでしょうね。

　華がある人っつーのは、
別に、亭主がついてようが、愛人がついてよーが、
何しようが華があるもんだと思うんですがね。

　えみこちゃんはどーかなとか(自粛

　んでもって、あたしはどーなのかな、とか(死